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ミクロな世界の女子大生  作者: やまとりさとよ
第四章 ミクロな世界の侵食

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203/550

180 瞬間完全記憶ビデオ

…んで、ここからが本番。


ミート・イーター。

あいつね。


戦闘中、色々焦ってたし切羽詰まってたから邪魔にならないように意図的に無視してたけど、あいつの持つ称号の中にちょっと気になるものがあった。


とりま、あいつのステータスを見てみよっか。


―ほい。


{ミート・イーター lv.25


HP 4790/4802

МP 8952/8999

SP 1357/3753


平均瞬発力: 17950

平均攻撃能力: 27813

平均魔法攻撃能力:19642

平均防御能力: 24732


称号: (特殊変化個体(new))(欠片保持者(new))(異形の捕食者(new))(悪食(new))(吸喰(new))(バーサーカー(new))(身内喰ライ(new))(進化(new))(破滅の因子(new))(覇者(new))(悪魔(new))


スキル 「吸喰Lv.20(new)」「創喰Lv.20(new)」「物理超攻撃Lv.9(new)」「豪腕Lv.10(new)」「俊足Lv.7(new)」「堅牢Lv.10(new)」「火無効Lv.5(new)」「氷無効Lv.7(new)」「風無効Lv.6(new)」「大地耐性Lv.9(new)」「雷耐性Lv.1(new)」「暗黒耐性Lv.8(new)」「超酸無効Lv.6(new)」「猛毒耐性Lv.10(new)」「土魔法Lv.10(new)」「地魔法Lv.10(new)」「大地魔法Lv.4(new)」「影魔法Lv.10(new)」「闇魔法Lv.10(new)」「暗黒魔法Lv.3(new)」「毒魔法Lv.8(new)」「状態異常超耐性Lv.10(new)」「痛覚無効Lv.2(new)」「結界Lv.10(new)」「物理攻撃超無効Lv.1(new)」「予見Lv.10(new)」「集中Lv.5(new)」「呪念Lv.10(new)」「HP自動大回復Lv.7(new)」「MP自動回復Lv.9(new)」「凶化Lv.10(new)」


特典スキル:「Code.9(new)」


経験値: 97587498


特記事項:飢餓}



瞬間完全記憶の中にあるわたしの記憶ファイルから、再鑑定を行う。

まさにコンピューターのような所業。


そんなことをさも当然のようにできる鑑定さん。

そこに痺れる憧れるぅ!


え?

瞬間完全記憶にそんなことができたのかって?

できちゃうんだよなー。これが。


今わたしの持ってる鑑定技能全23種。

内後半4種がよくわからんシステムなんちゃらだから実質有効技能は18種。


その中の影薄いランキング万年堂々の2位だったこの「瞬間完全記憶」。

効果としては、


{術者が知覚したあらゆる事象を五感ごとに分離し、それぞれ瞬間完全記憶ファイルに保存する。}


と言うもの。


…ぶっちゃけよくわからん。


例えるなら、突如として地中から這い出てきた目覚まし時計が「子犬のワルツ」流しながら踊り狂うくらいわけわからん。


え?

余計わけわからんくなったって?


…まぁいい。


とにかく、私はこれの効果がわからないまま適当に

「きっと多分記憶力が上がるとかそんな感じのやつなんでしょう。」

的な思いで何も考えていなかった。


んで、まぁ最近暇つぶしに鑑定スキルの効果内容を見直して、この瞬間完全記憶さえあればビデオカメラで録画した映像よろしく過去に私が体験したことを追体験する事ができることに気づいたわけだ。


いやもう本当にね。

私のバカ。


こういう認識の齟齬が後々の行動に響いてくることなんてこれまでのバクテリア生で学んできた筈なのに。


反省。


やっぱりスキルのことをよく見るのは大事だってね。


以上終了!


山:ついにきてしまいました。


ア:何にです?


山:「ミクロな世界の女子大生 14dox」にですよ。


ア:それは一体…?


山:私が二年前に書き溜めていた「ミクロな世界の女子大生」の下書きファイル、その最後のものです。


ア:えじゃぁそれでこの話は完結するんですか?


山:まさか。


ア:と言うことはつまり…


山:このファイルの内容を投稿し切ったらそこからの続きはその場で書いていかなくてはなりません。


ア:それはそれは。


山:え、やばくね?


ア:頑張ってください。


山:オワタ。

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