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ミクロな世界の女子大生  作者: やまとりさとよ
第四章 ミクロな世界の侵食

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179 ありがたいご啓示DEATH

んじゃ、高速分裂の有用性も確認できたことだし、今回の件についてちょっと反省会でもしようか。


{オリジナルって反省できるんだ。}

{ソマ?}


いや流石に反省くらいできるわ。


いやねー。

自分でも思い返してみるとちょっとばかし今回に関してはやらかしがすぎたと思ってたのさ。


油断して油断して油断して腕ブッチしても状況を理解できず初手での先制攻撃を見送る。


今回のミート・イーターはバランス寄りのステータス構成だったから凶化等々のスキルが上手くハマったけど、例えば防御特化とか攻撃特化とかだったら有効打も与えられず消し炭にされてたのは私だったかもしれない。


要するに油断している私に対してのツッコミの神様からのありがたいご啓示だったというわけDEATHね。


…そもそも、私の本来の攻撃パターンは分体やら毒やらで弱らせたところを魔法でフルボッコにする特殊なハメ技タイプ。

まぁ要するにうまく型にはまらないと何もできない一極集中。


篏め方に関しては前世で培ったゲーマーの観察眼のお陰で臨機応変に対応できるけど、それでも確実に対処できるのはミート・イーターみたいなバランス型だけ。

それ以外は全てが例外となる。


その筆頭が私と同じ一極集中タイプだね。

魔法特化とか速度特化ならまだいいけど、防御、攻撃特化となるとどうにもこうにも手がつけられない。


しかもこう言う特殊な成長を遂げてきた奴らはなまじ特化といいながら平均して他のステータスも軒並み高い事だってザラにある。


というかそういう場合の方が多い。


まぁ奴らにとっちゃ誤差程度のものなんだろうけどさ。


今のところそういうのはダンジョン探索を始めてから一回も会ってないけど、今回みたいないきなりポップする化け物がいるってことを知った以上常に気を張らないといけないことになる。


まぁぶっちゃけ今回のミート・イーターみたいなのがポンポン出てきたらそれはそれでやばいんだけどさ。


でもエンカウントする確率なんてのは完全に乱数だろうし、流石に神様だってゲーマーにモニター割らせるほど悪辣でもないでしょ。


いや、でもなぁ。

私って変な所で運が悪かったりするからなー。


前門の虎、後門の狼を体現するような事態にならないように神に祈るしかないわ。


…よし!

反省終わり!


{まとめは?}


危ない橋は渡りたくない!

あとは神にスパムメール!

以上終了!


{なるほどわからん。}







山:ああああうああああおあああ


ア:2ちゃんの名作鬱スレみて精神崩壊した山鳥さんじゃないですか。


山:僧侶…あああああああああ


ア:今回はだいぶ酷めですね。


山:献身系ヒロインが主人公のために人外にされたり酷い目に遭うのすごい弱点なんですよ私。


ア:あらら。


山:献身的ヒロイン特攻持ちなんです。


ア:でも、なんか似たような展開前もこの後も続きますよね。


山:…。


ア:こういうのを自縄自縛(爆)って言うんですかね。


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