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ミクロな世界の女子大生  作者: やまとりさとよ
第四章 ミクロな世界の侵食

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154 アフターテイスト

短!

おえー。

マッズ。


あんなん食べなきゃよかったわ。


空腹は最高のスパイスって言葉。

あれは嘘だってことがはっきりわかったね。

いや、あながち間違ってはいないのかもしれないけどそれでも限度があるってね。


しかも生肉だったし、元々があんなんだったから火を通したりして熱消毒したけど、よく考えたら私自身魔女っ子の体内にいるんだし、毒とか病原体とかが巣食ってたとしても分体とかで消毒(物理)すればいい話だったしなー。


え?

そんなに後悔すんならなんで最初食べる気がなかった状態で無視しとかなかったのかって?


いや、私も最初は流石にやめようと思ったんだよ?

だけどさ。お腹がね?

無視しようと思ったら腹の虫がアンサンブルオーケストラを奏で出したから仕方なくこうするしかなかったんだよ畜生。


素でおい…マジか魔女っ子よってリアクションしちゃったわ。

まさかこんな化け物すら食い物判定するのかってね。


あー。

マッズ。


未だ口の中に残ってるわ。

甘々苦々エグエグ。

食わなきゃよかったー。


てか、今後はこんなのばっか食べないといけないのかー。

これ、まともな神経してたら発狂もんじゃない?


私はバクテリア時代の下積みがあるからそこまではならないけどさー。

それでもどっかで鬱発症する気がする。


これ、見た目とか気にせず地上に行った方がよかったかもなー。

このダンジョンが魔王城だったってことはあの城下町は定型通りに行けば魔王領だったわけだし。

それだったら上位グールとかの人型異形とかがいたんじゃないの?

それならこの見た目を機にする必要もなかったんじゃ…。


あーあーあ。

やめよう。

もう過ぎたことだ。

これ以上ウジウジ考えても仕方ないしねー。

こんな序盤でメンタルすり減らしてる場合じゃないっしょ。


そんじゃ、ダンジョン探索再開!


…ちなみに、SPはしっかり回復した。


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