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ミクロな世界の女子大生  作者: やまとりさとよ
第四章 ミクロな世界の侵食

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151 カラハラ渇望

オッケー。

理解した。

ぶっちゃけここの構造は今この場で分かるような内容じゃないことを理解した。

んじゃまあ、やりますか。


ダンジョン探索!


いやー、ついにね。

ついにですよ。


異世界にきてからはや数ヶ月やっと異世界転生ものっぽいことができるのですよ。


いやはや。

うん。

こういうところで軽い気持ちでいるのは軽い死亡フラグな気がするけど、もう遅いかもしれない。


だってもうワクワクが止まらないもん。


まさに、ワクワクすっぞ状態。

テンション爆上がりっすわ。


道筋とかはわからないけど、幸いダンジョンが大空洞なお陰で見通しはいいし、取り敢えずこの体での戦闘の慣らしと私はこのダンジョンでどれくらい戦えるのかってのを確認するために適当に進んでいきましょうかね。


ダンジョン探検隊、しゅっぱーつ!



…。



…そんなこと言ってカレコレ数時間。

なかなかピンチなことになってます。


お腹減った。


ああお腹減った。

グーグーとなる腹の虫が誰もいない洞窟にこだまする。

まさかただ歩くだけでこんなにもSPを消費するとは思ってなかったぜ。


んー。

いやでもこれは普通の空腹感とはちょっと違うな。

強いて言うなら布越しなイメージ?

何処か遠くな感じがする。


…あー。

もしかしてこれ魔女っ子の本体から来てる?

つまりバクテリアである私の体のSPと魔女っ子のSPは別々なのか。


なるほど。


バクテリアの時はSP消費型の、分裂とか悟とか進化の時くらいしかSPが一割切るなんてなかったからなー。


ぶっちゃけ移動とかもただ漂ってるだけだったし、触手推進だって消費するSPの消費は微々たる量だったし、大推進に進化してからはそれすらもなかったからなー。


あれ。

そう考えると、バクテリアって随分とスーパーなスペックなんじゃないか?

唯一の懸念点として挙げるなら攻撃力の問題だけどそれすらも小さすぎて敵側から攻めるって不可能だしなー。


ヤベェ。


魔女っ子フォルムの存在意義が問われてきたぜ。



グゥウウウウウウウ。



腹の虫が存在を強調してくる。


あーあーあ。

お腹減ったー。


ハングリーだよ。

ハングリー。


あー。

何でこの音ってこう空腹感を醸し出す事ができるんかね?


グーグーグーグーと。

もう異形でも何でもいいから出てこーい。




ア:所々作者の心情が滲み出てくるのなんなんですか。


山:だってここのパートすごい好きなんだもん

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