表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
ミクロな世界の女子大生  作者: やまとりさとよ
第三章 ミクロな世界の回生

この作品ページにはなろうチアーズプログラム参加に伴う広告が設置されています。詳細はこちら

162/550

143 ◯◯◯◯(自主規制)

超絶遅稿の12/15単投

そうして、ガヤガヤなんやかんやあって見つけたるは数分後。

ようやっと火竜の欠片に押し潰されて内臓デロデロ、顔面崩壊(文字通り)なメイドの腐乱死体を発見した。


Oh…。


{うわー。}

{えぐ。}

{グロ}

{つーかこれ乗れんの?}


うーん?

わかんね。

とりあえず、火竜の欠片どかすか。



…。



さて。

ようやっと取り出せた取り出せた。

手でやってたら魔女っ子のステータス的に時間かかったけど、触手使ったらあっという間だった。


触手様様だぜ。


端から触手使っておけば服が血で真っ赤に染まることもなかったかもしれんけど、そこはまぁ魔女っ子のチャームポイントって事で。


全身に赤色の水玉模様。

白い髪に雪のような肌。


そして、スタイルはステータスな感じだけど、頭から垂れるは真っ赤な水。


キャー。

水も滴るいい女!


黄色い悲鳴が鳴り止まないぜ。

普通に見せたら別の意味で発狂されそうだけど。


―脳内茶番はそのくらいにしておいて。


改めて取り出したメイド(元)の姿を見てみる。

私の訃眼で傷一つつけず華麗に殺された時の姿から似ても似つかない変わり果てたその姿。


元は豊満な胸が詰め込まれてたであろうその服は血と焼け焦げに染まっており、そこから全身に這ったケロイドがまるで赤色絵の具を無計画に無秩序に塗りたくったかのよう。

腹は裂け、そこからは◯◯(自主規制)や◯◯◯(自主規制)が◯◯◯◯のように◯◯◯(自主規制)っぽく出てて、◯◯◯◯◯(自主規制)が◯◯◯◯◯◯(自主規制)になってて、◯◯(自主規制)と◯◯◯◯(自主規制)から出てきた◯◯◯(自主規制)と溶け合って◯◯(自主規制)が異臭を放ちながら◯◯◯◯(自主規制)と◯◯◯◯◯◯(自主規制)していた。


{うわぁ。放送禁止用語のオンパレードだぁ。}

{本当にこれ動かせんの?}

{脳が生きてる気がしないです。}


うん。

たしかにそれは気になってた。

頭は他の部位と比べれば比較的綺麗で多少欠けたり腐ったりはしてるものの原型はとどめてる。

けど、周りがこんな状況で脳だけが生き残ってるとは考えにくい。

てか、5日経ってるし、脳ってまず真っ先に腐るんじゃないの?


{古代エジプト人ですら知ってる常識だぜ。}

{だ、大丈夫さ…。試してみたら意外となんとかなるって多分知らんけど。}


そうだよな…

きっと大丈夫さ…

それにこれが使えなかったら最悪火竜をどっちかにぶち込んでリトマス試験すればいいだけだしな…!


{そのことなんですが…。}


ん?

どったの五号。


{ファイアースモールドラゴンって脳内にいた分体にそこから魔法を使わせて倒したんですよね…?}


は。


{ちょおおおおおおおおい!}

{オリジナルゥゥゥゥゥゥゥゥ!}

{なんてことを!}

{仮にも生き物の頭を生きたまま吹っ飛ばして殺すなんてなんて残酷な!}


ああああああああ!

やっちまったあああああああ!


{あららら。}


うああああああ!

てかお前らも殺す時一緒にいたんだからお前らにとやかく言われる筋合いはねぇええええ!



評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ