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ミクロな世界の女子大生  作者: やまとりさとよ
第三章 ミクロな世界の回生

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135 美ミ肉(美少女にミクロな世界から受肉)

超絶怒涛の4/15連投

…おはようございます。


ここ最近なんか洗脳をするごとにこんな挨拶ばっかしててワンパターンだとか常々思ってるけど、おはようございます。


なんというか、いやー。

過程はどうあれようやっと人間の姿になれたねー。


数ヶ月ぶりだぜ。

懐かしきかな懐かしきかな。


うーん。

しっかし人間の体になってみたはなってみたで変な感じがするなー。

なんか、私が私で無いみたいななんかそんな感じの違和感がある。


まぁ細菌になったのが精々数ヶ月前だったとはいえ、あの姿からいきなり元に戻ったら多少のブランクはできるか。


うん。

でも本当懐かしいわ。


横向きにかかる重力。

周囲から立ち込める血生臭い異臭。

ジャリジャリ前半身を引っ掻く砂利の感触。

全身に感じる水感と、口の中いっぱいに広がる土の味。


いやー。

うん。

本当になついわー。



…。



いや、おかしいでしょ。

何今の描写。


横向きにかかる重力?周囲に立ち込める血生臭い異臭?


何その哀れの権化みたいな状況。


え?

まじでなんでなん?

新手のデバフか?


いや待て、落ち着け。落ち着け給え。


私のクールでビューティな冴え渡る頭脳でさっきの描写から今の状況を逆算して求めるんだ。


…は!

わかった!


ふっふっふ。

私の天才的な頭脳ならこの状況を解き明かすのに五分もかからなかったぜ。


考えれば簡単なことだった。


横向きにかかる重力。

周囲から立ち込める血生臭い異臭。

ジャリジャリ前半身を引っ掻く砂利の感触。

全身に感じる水感と、口の中いっぱいに広がる土の味。



この文章を一つ一つじっくり紐解いていけば、自ずと答えは出てくる。


そう!この四つが表す状況とはすなわち!


「洞窟の中で洗脳されている魔女っ子に気づいた宇宙人が私ごと魔女っ子を宇宙船に持ち帰り、薬やらなんやらを飲まされて今現在培養液にぶち込まれてる。」


これだ。


いやー。

簡単すぎたかな。


口に広がる土の味はなんらかの薬の味。

お腹を擦る砂利は、培養液の容器の底の部分。

生臭い匂いは培養液から発生するなんらかのガス。


そういうことだったのだよ!


{天誅。}


グワヘラッ!


私のよく知った声が聞こえると同時に猛烈な痛みが全身を襲う。


な、なんだ!

敵襲か!


{馬鹿な細菌がいたので天誅を下しておきましたと。}


なにで?


{物理大攻撃Lv.6で。}


酷!


{酷いのはオメーの頭だよ!}


{何この茶番。}


山:気づいた。


ア:何がですか。


山:これ僕とんでも無いことしてるんじゃね?


ア:今更ですか。


山:だって、昼は部活で書けないから、24時までに2話は最低でも書かないといけないでしょ?


ア:そうですね。


山:でも今度演奏会があるからスケジュールがすげーハードなんですよ。


ア:ええ。


山:僕より上手い一年生の世話とかいう訳のわからんこともしないといけないのに。


ア:あらあら。


山:え…地獄?


ア:まぁ地獄(ヘル)マラソンですし。

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