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ミクロな世界の女子大生  作者: やまとりさとよ
第三章 ミクロな世界の回生

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128 鳶の子は鷹にならず

おはようございます。

朝です。

今まではバクテリアだったから外の景色がわからなくていつも適当言ってたけど、今魔女っ子に寄生してる分体から外の景色を見てみれば一目瞭然って…


岩。


…忘れてたよ。

ここ、洞窟の中じゃん。


…ま、それはいいのです。

時間がわからない以上、私が何時だと言ってもそれを否定する根拠は存在しない。

わからないことを断定するのは悪魔の証明。

つまり私が何時だといった時間が、その時間なのです!


{何その超俺様理論。}

{いや、てか、時間が知りたいならオートくんに聞けば良くね?}

{天才か?}

{そうなんだなーこれが。}

{前もやってたしな。}

{んじゃ、早速やっちゃう?}

{そうしてみましょうか。}


いや待ていや待て。


{ん?}


すみません!

私が悪ぅござんした!

だからこれ以上私の心を抉らないでください!


{わかればよろしいのだよ。}


あざっす!


…ん?


なんで私と同等の能力しかない分体に私がマウントを取られてるんだ?


{気にしたら負けだ。}


了解した。





―さてと。


今回でこの世界にきてから三回目の進化が完了したワケだけども。


どんな感じになったのかな?


自分じゃ自分の姿が見えないってのは厄介だな。


あー。

手鏡が欲しいわー。

ま、前世でも百均で買ったやっすい奴しか持ってなかったけど。


でもまぁ取り敢えず無理矢理体を捻ってみてみた感じ、ちゃんと進化前に見た分体のアキネトとおんなじような姿に進化できてるっぽいかな。


よかったよかった。

無事、ちゃんとまともに進化が完了できたってことだね。


{分体506388体の進化が完了しました。}


{分体506388体の進化が完了しました。}


…なんて事を考えてたら分体の進化が完了した。


オーケー

それじゃ後はゴシキンジャーの進化だけだね。

進化の構成はどうなった?


{私がアキネト。}

{私がサディカル。}

{で、私がアキネトで。}

{そんで私がサディカルで。}

{私がアキネトです。}


おいっす了解。


じゃ、私の方でそういう分に進化させとくわ。


{サンクス}


{オリジナルからの要請を受け取りました。アキネト・セディカルエデヌスへのクローンの進化を開始します。}


{オリジナルからの要請を受け取りました。サディカル・エフィルトエデヌスへのクローンの進化を開始します。}


オッケー。


そうして、ゴシキンジャーは眠りについた。





…よっし。

これでひと段落したかなー。

そういえば、私と一緒に分体100万体を進化させたときにも思ったことだけど、いくら種族が違っても進化先は私と同じ進化先しか選べないっぽいね。


むう。


上位バクテリア全種コンプ可能とかさりげなく期待してたんだけどなー。

ま、そこまでできちゃうと流石にチートすぎちゃうから仕方ない。


あくまで分体は分体。

私のクローンでしかないってことだね。


山:あばばばばばば


ア:あ、二徹さん。


山:けちゃたぱたぱぱ


ア:何ですか?…眠気で言語野の九割が消し飛んだからまともな言語を発せない?


山:あふじゃぱぱ


ア:…成程。今なら言葉の誹謗中傷のサンドバックになっても何も感じませんね。


山:じゃぱぱぱ!?


ア:読者の皆様方、今ならやまとりさん殴り放題ですよー。


山:オワタ。

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