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ミクロな世界の女子大生  作者: やまとりさとよ
第三章 ミクロな世界の回生

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141/550

124 割と地雷が多かった。

超絶怒涛の1/2連投。

…ふう。

落ち着いた落ち着いた。


未だちょっと興奮冷めやらぬ感じだけどまぁちょっと落ち着いた。


コームダウン。

おーけ。


じゃ、この場を利用してちょっくら一つずつ見ていきましょうかね!



まず一つ目。


深淵無効と聖洸無効、それと獄闇耐性と獄洸耐性。

こいつは大昔に見た結界のところにあった深淵耐性と聖洸耐性の進化系スキルっぽいね。


内容は、単純に闇と洸のダメージを無効化すると。


うーん。

さすが超希少スキル。

性能が他のスキルとは段違いだぜ。


で、まぁそれもいいんだけど、私的に気になったところはまた別にある。


それがこの深淵無効の特記事項に書かれてあったこの文言。


{特記事項:闇系統の反動ダメージノ無効化可能。}


これ。

反動ダメージを無くすってことは、それすなわち私が昔色々あって獲得した呪怨死怒スキル共がノーリスクで使えるようになるってことだ。


勿論無効化の範囲がどの程度のものなのかって言う懸念は残るけど、それも超希少スキルだし半端なものではないはず。


知っての通り、闇系統スキルは反動さえ無視できれば相当の能力がある。

これを使いこなせるようになれば戦闘の幅も相当広がるはずだ。


いや、端的に言って神スキルだわこれ。



でも、まぁこんなあっさり都合のいい事だけで終わるわけもなく。


{特記事項:聖系統ノバフデバフ無効化可能。}


やってくれたぜ。


こいつは聖洸無効の特記事項に書かれてた奴だ。

これはどういうことかというと、例えば魔女っ子が女騎士に付与してた聖光魔法のバフ、アレが私には使えなくなるってことだ。


まぁデバフが消えてくれるのはありがたいんだけど、それでも今後私が宿主として使っていく予定の魔女っ子。


アレの元は人間だ。

人間の肉体なんていくら鍛えたところでそれこそ竜とかに比べればたかが知れてる。

それに魔女っ子は魔法寄りの戦闘スタイルだったし、どれほどの身体能力があるとは思えない。


だから魔女っ子が持ってた聖光魔法には密かに期待を持ってたんだけど…。


ま、使えないならしゃーない。

幸いこっちにはいくつものスキルやら魔法やらがあるわけだし、これはまた別のところで解決しましょうかね。



で、二つ目。


深淵魔法。


一文目。


{・深淵ニ続ク闇ノ力ヲ支配シ、司リ、深淵タル魔法ヲ行使スル権限ヲ與ル。}


二文目


{・行使可能ナ魔法ハレベルニヨッテ変化スル。

Lv.1:深淵堕底}


特記事項


{特記事項:行使ニヨリ、身体破壊、術式、精神崩壊ノ危険性。}



ツッコミどころのパラダイスかな?


じゃあ、順々に見ていこっか。

まず最初の一文目のこの部分。


{・深淵ニ続ク闇ノ力ヲ支配シ、司リ}


ナニコレ?


深淵に続く?闇の力?支配し司る?


ええ…

なにさそれ。


厨二病拗らせ奴が夜天井に向けて手を伸ばしながらいう台詞ですかコノヤロー。


え?

それお前だって?

そんなこと記憶にございませんコノヤロー。


そんで次。


{深淵タル魔法ヲ行使スル権限ヲ與ル。}


だーからね?

なんなの?

今までもなんとなく、というかガッツリその気はあったけど、これ書いた奴マジもんの厨二病末期患者じゃないよね?

同じく重度の厨二マスターであるミドルアジェットディサイディストの私ですら読んでて恥ずかしくなってくる文章よ、これ。


しかもなんなのこの最後の単語。

與る?

読めねーよコノヤロー。


で次。

二文目。


{・行使可能ナ魔法ハレベルニヨッテ変化スル。

Lv.1:深淵堕底}


レベル1から飛ばしすぎじゃね。

初っ端深淵の底にまで堕とされるとか。

不覚にもかっこいいと思っちゃったじゃねーか。


んで、最後、特記事項。


{特記事項:行使ニヨリ、身体破壊、術式、精神崩壊ノ危険性。}


いや怖いて。

なに?

さっきの深淵堕底使うと私と私の術式?がぶち壊れんの?

深淵の底に堕ちるのは私ってか?


最早自爆魔法なのかと錯覚するレベルだぜ。


はぁー。

これは深淵無効スキルがどれだけのデバフを無効化してくれるかにかかってくるね。


じゃ、三つ目。

聖洸魔法。


一文目。


{・聖洸ニ輝ク栄光ノ道ヲ統ベ、司リ、聖洸タル魔法ヲ行使スル権限ヲ與ル。}


二文目


{・行使可能魔法ハレベルニヨッテ変化スル。

Lv.1:聖洸昇天}


特記事項


{特記事項:行使ニヨリ、身体破壊、術式、精神崩壊ノ可能性。}


深淵魔法も大概だけど、聖洸魔法も聖洸魔法でヤベェなおい。


んじゃこいつも深淵魔法と同じように見ていこうか。


まず、


{・聖洸ニ輝ク栄光ノ道ヲ統ベ、司リ、聖洸タル魔法ヲ行使スル権限ヲ與ル。}


これ。


一言で言うわ。

分からん。


いや、聖洸に輝く栄光の道って何?

私がこれまでにやってきたのは悪逆にあまねく虐業飲み血ですが?


え?

泣いてないよ?


そして次。


{・行使可能魔法ハレベルニヨッテ変化スル。

Lv.1:聖洸昇天}


ここ。

ふぬ。

成程なるへそ。

聖洸昇天ね?

これ使われると聖洸に包まれて昇天しちゃうのね?

強制昇天とか最早悪魔の所業だろ。


で、最後の毎回何かと地雷が入ってる特記事項。


{特記事項:行使ニヨリ、身体破壊、術式、精神崩壊ノ可能性。}


いや、オメーもか。

ブルータスじゃないけどお前もか!


私が壊れちゃうんですけど?

しかもこれ聖属性っぽいから深淵無効スキルが使えないんですけど!?

使われた人じゃなくて使った人が聖洸に包まれて昇天しちゃうんですけど!?


超希少スキルは全般的に自爆技しかねーのか?


ア:…おかえりなさい。


山:…た、たっただいま。


ア:ここ何日間何してたんです?


山:帰ってきては寝落ちして、部活やっては寝落ちしてを繰り返してました。


ア:…まぁいいでしょう。


山:ほっ。


ア:罰として今日は二話連続投稿してください。


山:ファッ?


ア:期限は今から十二時間、正午にはまた投稿してくださいね。


山:いや、僕今から寝て明日の部活に備えないといけないんですけど…というか明日一日中部活あるんですけど…。


ア:大丈夫、部活中でも予約機能を使えば12:00に投稿できます!


山:つまり、次話分を今かけと…?


ア:イエスマム。


山:…悪魔?


ア:いえ、天使です。

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