表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
ミクロな世界の女子大生  作者: やまとりさとよ
第三章 ミクロな世界の回生

この作品ページにはなろうチアーズプログラム参加に伴う広告が設置されています。詳細はこちら

136/551

119 考察してみよう。

と言うわけで、まずは進化項目をポチッとな。


{パクテルアクストラレータからの要請を受け取りました。進化項目を表示します。}


{進化項目

・アキネト・セディカルエデヌス

・サディカル・エフィルトエデヌス}


{アキネト・セディカルエデヌス

ミクロ種最上位個体の弌柱、その前段階。

各種極闇属性を司り、数々の固有スキルを保持する。}


{サディカル・エフィルトエデヌス

ミクロ種最上位個体の弌柱、その前段階。

各種極洸属性を司り、数々の固有スキルを保持する。}



あーうーあーあーうん。

えーっと。


わけわからん。


{どうしたし}


なんつーかね。

今回のはちょっと異質すぎる。


{というと?}


まずね、選択肢が極端に少ない。


今までは5個から6個近く進化する選択肢があったんだけど、今回はそれが二つしかない。


{なるほど?}

{二択になったわけか。}


そ。

あと、もう名前からなんと無く察してたけど、これ、二つとも属性以外に性能の差がない。


{つまり…?}

{っは!…ダッシ○ファイターシステム!?}

{NBやらの必殺技にのみ違いがあるあの!?}

{ぶっちゃけ製作陣がファイター内のデータファイルコピペっただけだろって言うあの!?}

{どっちか片方だけ環境に入ってもう片方はあんま使われなくなるあの!?}


ま。そう言うことだねー。

で、その属性の差が、闇か洸ってやつっぽいね。


{成程。}

{典型的なやつやね}

{光か闇か、悩みますね。}


マジでそれだよなー。

じゃ、取り敢えず分体達に進化してもらうかね。


{オリジナルからの要請を受け取りました。アキネト・セディカルエデヌスへのクローンの進化を開始しますか?

―yes

―no}


Yes。


{オリジナルからの要請を受け取りました。サディカル・エフィルトエデヌスへのクローンの進化を開始しますか?

―yes

―no}


Yes。


オッケー。

とりま一体ずつ進化始めてもらったぜ。



…。



さて。

今回の進化先、アキネトとサディカルについてちょっと考えてみよう。


まず一体目。

アキネト・セディカルエデヌス


うーん。

名前ななげー。

過去最高レベルの長さだね。

ルンターレッサーバクテリアといい勝負だわ。


で、こいつの性能だけど、説明文を見る限りじゃ本当にまんまパクテルアクストラレータの進化形態って感じだね。


パクテルの時との差が、「前々段階」から「前段階」になったのと、「魔法属性」が「極闇属性」になったやつだけっぽいしね。


ただ一つ気になるのがこの極闇属性ってやつかなー。


理由としてはごく単純で、この世界における「闇」とか「呪」とかの名前がつく奴は何かしらえげつない反動があるからだ。

これのおかげで今の私のスキル欄の下から半分は殆どが死にスキルとなっている。


まぁたまに当たりはあるけどね。

訃眼とか訃眼とか訃眼とか。



んで、2体目。

サディカル・エフィルトエデヌス。


うーん。こいつも名前長いねー。

ま、ミニマムレッサーポイズンバクテリアには及ばんがな。

だってこいつ予測変換バーに入りきらないんだもんよ。


それは置いといて。

こいつもアキネトと同じでまんまパクテルの正当な進化系って感じがするねー。

て言うかマジックとかグロウとか見たいな当然変異個体ってもう出ないんかな。

ま、そんな高位な生物は突然変異なんてしませんよっていうゲームあるあるの仕様がある気がするし、もう新しい種類のバクテリアが増えることはないだろうね。


ま、高位とか低位とかそんな高度な概念がバクテリアである私に適応されるとは思えないけどな。


んで?

こいつのは獄洸属性か。

光?

なのかな?

というか一瞬前に獄って漢字が使われてるのにたいしてすぐ洸出てくる矛盾。

この厨二脳、この進化録描いたやつとはいい友達になれそうだぜ。


んま、光だったら闇と違ってデメリットらしいデメリットもなさそうだし、安全性を考えるなら進化するならこっちになるにかなー。

威力だって昔ウイルスが使ってきた聖光魔法があるしね。



おーけーおーけー。

よくわかった。

正直今何考えてもあんま意味がないってことがよーくわかった。


評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ