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ミクロな世界の女子大生  作者: やまとりさとよ
第三章 ミクロな世界の回生

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117 ぶっちゃけ同意書とか見る気にならぬ

…。


いや待て。

少し待て。


私は唐突に選択画面から目を逸らした。


いや、さっきから私無防備すぎない?


よく解らんままyes連打して適当に進めてって。


これは、「説明書やら誓約書やらの文章をまともに読まないで適当によみとばしてたら気付かぬうちによく解らん設定画面とか大量の請求書とかが送られてくるの一体なんなん事案」というやつじゃぁないか?


あぶねえあぶねえ。


このまま行ってたらなんかとんでもないことになりそうな予感がしたぜ。


まさに危機一髪ってやつやね。


素晴らしき私の危機管理能力の高さに観衆からの万雷の拍手が聞こえる気がするわ。


うん。

しかしなー。


結局のところ私は空間魔法のことなんて全く知らないし、最終的にはyesを脳死連打するしか道はないんだよなー。


ゴシキンジャーと相談するにしても、あいつら私以上の知識は持ってないしなー。


うーん。

実に困った。


…ま、取り敢えず火竜の身体は最悪用済みになる可能性大だし、洗脳は解いとこうかな。


で、すっかり忘れてたけど、ジョコロウのスキル吸収してた奴らもかなり死んじゃったし、新しくスキルを手に入れる為にも分体たちに火竜のスキルを新しく吸収してもらうのもいいかもしれない。


火翼とかブレスとか今回大分役に立ったしね。


と、いうわけで洗脳解除。



{パクテルアクストラレータからの要請を受けとりました。バクテリア種固有スキル「大洗脳lv.4」を解除しますか?

―yes

―no}



Yes。


急激に収縮していく意識の中、このボス部屋からの脱出の方法に私は頭を悩ませるのであった。



…。



というわけでただいま。


{おかえり}

{りんご}

{ゴリラ}

{ラッパ}

{ぱ、パセリ}


おおう。


{で、どうだった?}


あーうん。

えっとね。

魔女っ子洗脳しても脱出路はひらけず。

ぶっちゃけ火竜殺すしかなさそう。

唯一の頼りだった空間魔法は全滅。

意味わからん。


ということで、結論としては今後魔女っ子を洗脳して、今の目標のため取り敢えずここから脱出していきたいと思いまっす。


あーゆーおーけ?


{イエスマム}

{意義なし}

{賛成}

{了解}

{わかりました}


よーっし。

じゃ、まずは私の分体、パクテルアクストラレータ達よ!


火竜を洗脳してスキルを吸収するのじゃ!


{了解}


うっし。

作業開始っと。


ア:一言いいですか。


山:一文字以内なら。


ア:短


山:だってちょうどいい区切りだったんですもん。


ア:こんなんじゃ読者様は満足しませんよ。


山:昨日長かった分の反動ですな。


ア:じゃあ明日はボリューミーにいきましょう。


山:ブックマークと高評価といいねしてくれたら頑張れます。


ア:がめつい。

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