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ミクロな世界の女子大生  作者: やまとりさとよ
第一章 ミクロな世界のバクテリア

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12 脳を啜るのはゾンビの専売特許じゃねぇんだよ!

二話投稿。


決して二羽が投降したわけでは無い。




むしゃむしゃむしゃむしゃ。ごっくん。スパッ。パク。むしゃむしゃ…。


んー?

何してるかって?

食事です食事。


何喰ってるかって?

クマムシの脳。


ンなもん食って大丈夫かって?

安心したまえ。

バクテリアに味覚はない。


なんで食事してるかって?


…事の発端は数分前にさかのぼる。





ふわぁー。

ようやっと終わったー。

実に長い戦いであった。


日本でもFPS連続72時間とかやったことあったけど、明らかにこっちのほうが長く感じた。


まあ、理由は簡単だ。

面白くないから。


いや、面白くないっていうのはちょっと違うかな。

何というか、神経が張り詰めた感じ?


いや、ゲームでもあとちょっとで勝てそうなときには神経がんがんに張り詰めちゃうんだけどさ、それとはなんか違う。


ああ。

あれだ。

勉強やってないで臨む試験的な。

そんな所々に絶望が混じったような緊張感。

まあ、規模は全然違うけども。


そんな中過ごした十数時間は本当に長く感じた。


今回は、外見だけ見れば、終始私の攻めで私が圧倒的な勝利を決めたように見えるだろう。


でも、実際のところは終始綱渡りをしているような状態だった。


一番初めの時に触手推進を獲得できてなかったらどうなってたか?

鑑定の使い方や戦闘態勢への移行の仕方がわかってなかったらどうしてたか?


そして何より、状況がほぼ詰んでたあの時に私があきらめてたらどうなってたか?


この中のどれが欠けても速攻バットエンドからのthe endで人(菌)生終了だっただろうね。


勝負は時の運ってよく昔の人は考えたものですよ。

うん。

そのとーり。

過去の人さんマジリスペクトっすわ。


まあ、今後もこんなことがあるんだろうけど、できればこの感覚に早く慣れていきたいもんですねー。


ていうかさ、命をかけた戦いに心の底から楽しいって感情を持ってる人は元現代人として割と真面目に精神病院に行くことをお勧めします。


ラノベとかでよくチート系主人公が魔物との闘いに楽しさを感じてる描写があるじゃん。


私に言わせると、あれ闘いじゃないからね、圧倒的な戦闘力で相手を圧殺する蹂躙だからね。


ま、そんなこと言っても私はなにもすることができないので。

命を懸けた争い(笑)や異世界転移にあこがれているそこの君。

ぜひとも転生して私との交代をお願いします。


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