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そぼろおぼろ

作者: 雲居にひる

別に書いている方が遅遅として進まないので整理ついでに載せてみました。駄文でも待っていてくれている方がいたら本当にすいません。

僕は宇宙に居た。何時、僕は大気に包まれた温い世界から離脱したか分からないけど、何時の間にか僕はそこに居た。

そこはぽっかりと深い闇を映す所で、僕は虚無の内に独り静物と化していた。




遥か彼方に地球が見えた。僕がやって来た場所、世界。僕の必要なものが詰まった世界。

それはとても遠くに在るから、僕には平面に描いたサッカーボールの様に見えた。僕には、それがとても大事に思えたから、一生懸命に手を伸ばした。


そして、掴んだ。


それはとても精巧な地球儀で、地球だった。70億もの人間がうじゃうじゃしている世界で、僕の世界も見えた。

僕はそれを丈夫で、誰にも壊せない四角いガラスのケースにそっと、飾った。

ガラスを透して見る世界はとても綺麗だった。


そしたら、


ガラスのケースの中身が、


大きく膨れ上がっていって、


何時の間にか美しい女の子に変化していた。


僕はその女の子がとても愛おしい存在で、僕の知る全てのものより大事な存在だと、理解した。

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