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転生システムに致命的エラーを発見してしまったのだが  作者: みももも
第零章

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山龍討伐二日目(幕間2)(1)

「『赤き農民』が『ギルド』に対して『クエスト発行延期』と『山への立ち入り禁止』の依頼をしているらしい」という情報を入手し、とっさの判断で山に突貫してから一夜が明けた。


 アウラさんから「山龍が異常発生しているのを確認しました。 おそらく明日には討伐許可が下りますのでそれまで待機していてください」と言われたので、念のために少し情報収集をしていたら、たまたま情報を入手し、最低限の装備を整えて森に飛び込むことにした。


 正直、これが正しい結果だったのか、俺には判断ができない。


 ラビちゃんには一言だけ「山に行く!」と伝えておいたけど、アウラさんやガストフさんには一言も伝えていない。

 せめて、置手紙だけでも書いておくべきだっただろうか・・・。


 『赤き農民』から依頼を受けても『ギルド』が受諾しない可能性や、そもそも「『赤き農民』が『ギルド』に対して依頼をした」という情報そのものが誤報という可能性もあるのだが、山の中では『ギルド』が公開している情報を入手できないので、今となっては確かめるすべもない。

 しかも、その時入手したのはあくまで噂レベルの情報で、信用できる情報筋とはいえ、それでも信用度は5割を超える程度。


 ギルドが山を閉鎖していなかった場合、周りからは「なぜか突然山に突貫した人」と思われ、全員に迷惑と心配をかけることになるかもしれないが、取り返しがつかなくなってしまうのを避ける方が大切だと判断した。

 もっと適切な行動があったのだろうけど、まあ、その時思いつかなかったのだから今になって考えても仕方がない。


 過去を振り返ってもそこには後悔しかないのだから、今は前だけを見ることにしよう。

 成長のために振り返るのは、今の騒動が全て片付いてからでも遅くはない!


 とでも思わないとやっていけない・・・。 いや、実はそこまで後悔もしていないんだけど。


 とにかく、今は最善を尽くそう。

 暗闇の中で魔獣や山龍と遭遇して戦闘になるのを避けるため、夜の間は木の上で気配を殺しながら過ごしていたが、ただ待ち続けるだけでは時間が勿体無いので『気配探知』の技術(スキル)を使ってチシロさんを探すことにした。


 結界内からならチシロさんの気配を探知できるかと思って『気配探知』を使ったのだが、山龍と思われる強い気配と、他にも強力な、魔獣と思われる気配が混在していたため他の気配はかき消されてしまっており、一筋縄ではいかなさそうだ。


 というか、この魔獣の数は明らかに異常だ。

 山龍の増え方にも、普通の大量発生とは明らかに異なる違和感がある。


 チシロさんを探しながら、この山自体の異常についても調査をする必要があるのかもしれないな・・・。

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