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転生システムに致命的エラーを発見してしまったのだが  作者: みももも
第零章

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山龍討伐一日目(8)

<<ライア・ミト>>

 起源:チシロ ミト

 種族:龍神

 ステータス:非公開


 宙に浮いている妖精を鑑定すると、彼(彼女?)の名前は「ライア」というらしい。

 なぜ、ファミリーネームが『水音』になっているのかは、知らん。

 想力解放した人の家族になるってことなのかな?


 ライアの背丈はマテラと同じで手のひらサイズ。

 パッと見た感じだと、マテラよりも少し小さいだろうか。

 真っ白な肌に、薄く青みがかかった白髪で、鋭い金色のツノが2本生えている。

 背中にはツノと同じ金色の翼が生えているが、羽ばたくことはなく、マテラと同じように魔力のような力を使って宙に浮いているようだ。


「チシロよ、この体はなかなかに面白い! 大儀であるぞ」

「お、おう。 実際のところ何もしていないんだけど・・・。

 まあ、満足してくれたようなら良かったよ」

「うむ。 我は満足しておる!

 ところで、チシロの隣におる、其奴は一体何者ぞ?」

「あ、私のことですか? 初めまして。 私はマテラ。

 ライアさんと同じように、チシロさまの力によってこの体を得た、まあ、妖精みたいなものです」

「ふむ。 我と似たような存在・・・

 つまり、我はマテラの『妹』に当たるということじゃな」

「妹・・・。 そういうこと、になるのでしょうか、チシロさま・・・」

「そうじゃ、チシロよ、その辺りはどうなっておるのじゃ?」


 いや、自分に聞かれても知らんがな。

「ま、まあ、一応、姉妹っていうことになるのかなぁ。

 なぜか苗字も同じになったし・・・。 あれ? と、いうことは、俺は長男ってことに・・・」

「いえ、お言葉ですがチシロ様、物質(お守り)だった時の年齢を合わせれば、私の方が年上ですよ?」

「うむ。 我も、こう見えて100年は生きておるからな。 むしろチシロは我らの弟に当たる存在じゃの」

「え、あれ? そういう流れなの?」


 なんだこの息ぴったりな姉妹は・・・。

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