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黄金戦争(40)とあるバトルログ(黄金攻撃作戦)(4)

(アルツナイ)では引き分け(・・・・)に終わったが、あの時はお前の実力を調べることが目的だった。

 だが今回は違う! ハナっから本気でいかせてもらうぜ!」


 ブレドの『ソードエンチャント(汎用聖剣+業火=火炎剣)』・・・成功!

 ブレドの剣が熱を帯び、攻撃力、破壊力が跳ね上がる。

 ブレドは灼熱の炎を吹き上げる剣でベルンに斬りかかった!

 ベルンは魔力を固めて作った『魔剣』を作成し防御した。


「この威力を平然と受け止める・・・だと!?」

「この程度、今の私にとってはそよ風みたいなものでち!」


 ベルンは魔力を固めて作った魔剣で火炎剣を跳ね上げようとするが、ブレドは一瞬力の入ったベルンの隙をついて連続攻撃。

 ベルンは反撃を諦めブレドの追撃を魔剣で受け止める。

 二度、三度。 剣と剣がぶつかり合う鈍い音が響き、ベルンの魔剣が砕け散るが、同時にブレドの火炎剣は炎を吹き消されていた。


「くっ・・・。 暴走していないのに、前に街で戦った時よりも数段強い。 いったいどうなってやがる!?」

「ふっふっふ・・・教えてやるでち! 森の中(ここ)は、街中と違って魔力に満ちているでち! ここでなら、オンちゃんの魔水(くすり)ローブ(魔力結界)に頼らなくても十分な力を発揮することができるでち!」

「こいつ・・・つまり、森の魔力を直接使ってやがるのか。 どうやら『クガネチシロが妖精使い』てのは、ただの噂ではなさそうだな!」

「(オンちゃん? オンちゃんは確かに妖精使いでちが・・・)ま、まあ、そういうことでち!」

「なるほど、やはりそうか。 だがそうとわかれば出し惜しみは不要。 聖剣よ、目覚めよ・・・」


 ブレドは聖剣に『神話性』を付与・・・開始!

 聖剣コード:Δ(神話級)

 神話ID:495→496

 達成条件:『黄金の妖精:クガネチシロの討伐』

 聖剣ID付与・・・成功! 汎用聖剣 → Δ496(デルタ496)

 達成時予想:『Δ496:妖精斬り』


「俺の仕事は、聖剣を完成させること。 剣は刀工によって作られた後、実績を残すことで初めて完成する。 偉業を成し遂げて、初めて『銘』を与えられる。 そして、最後に『銘』を与えることこそが、『黒鉄』の戦士である俺の役割・・・。

 今の俺には、『黄金』を打ち倒さなければならない理由がある。 クガネチシロにも同様に、負けられない理由が存在する。 相対するは、ともにSランクを超える猛者・・・つまり!

 ・・・舞台と役者は整った。 これで聖剣は今、一時的に『真の聖剣』に近い状態になった。 そしてお前を倒すことで『妖精斬りの聖剣』として完成することができる。 さあ! 悪いが、お前にはこの剣の糧になってもらうぜ!」

「そういうかっこいい台詞は、敵を倒してから言ったほうがいいでち! あとで恥をかくことになっても知らないでちよ?」


 ベルンは呼吸により空気中の魔力を吸収!

 ベルンの体力は全回復した!

 ベルンの魔力は全回復した!

 ベルンは大気中の魔力と自身の魔力を練り上げて高純度の魔力剣を生成した!

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