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転生システムに致命的エラーを発見してしまったのだが  作者: みももも
第零章

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街(四日目)(6)

 つい先日まで一緒に仕事をしていた(?)シロヒメさんが、試験担当だというのにも驚きだし、そのシロヒメさんにこれだけ大きなファンがいることにはもっと驚いた。

 さらにいうと、そんな有名人が「なぜ試験官なんていう仕事をしているのか」もわからないし、というかクロヒメさんはどこに行ったんだろう・・・。


 とにかくわからないことだらけで混乱しかけたのだが、もはやここまできたら「わからないことを気にしても仕方がない」と諦めるしかないのかもしれない。

 それよりも、午後の試験だ。


 あくまで今回の試験は「スカウトが目的」とは言え、同時に「面倒な試験は早く終わらせてしまいたい」という気持ちもある。

 一番ベストなのは「優秀な人材を確保した上で合格」だけど、『人材』と『合格』を天秤に載せたとしたら・・・どうだろう。


 気分的には若干『合格』の方に偏るのではないだろうか・・・。

 だって、合格するのには努力が重要になるけど、人材確保には運の要素が多分に影響しそうだし・・・。



 と、色々と考え事をしていたら突然シロヒメさんへの歓声が止まった。

 何事かと思ってステージ上を見てみると、シロヒメさんがマイクを持ち上げて説明を開始しようとしていて、その様子に気づいた観客達が一斉に静まり返ったようだ。


 まあ流石に、みんなここには『試験』を受けにきているはずなので、盛り上がりにも限度があることはわかっているのだろう。

 別に、ステージ上から瞬間的に浴びせられた『殺気』にビビって黙っちゃったとか、そんなことではない・・・はず。

 ステージ上でシロヒメさんが不敵な笑みを浮かべているのも、気のせいの・・・はず。


「それではみなさん〜、改めまして今回の試験担当のシロヒメです〜。

 まず始めに〜、皆さん、部屋で受け取った端末にステータスカードを差し込んでください〜。

 そうすると〜、今回の試験内容を見ることができます〜」


 言われた通りに、自分のステータスカードを端末に差し込むと、ピタリと一致して、カード上に『試験内容:商売ゲーム』と表示される。

 どうやら今回の試験は『ゲーム形式』で行われることになるようだ。

 <<次ページ>>ボタンを押すと、ゲームのルールなどについて詳しく見ることができるようなのだが、シロヒメさんの説明はまだ続いているようなので一旦はそちらに集中することにしよう。


「今回は〜、このゲームで高得点を叩き出した人を『Aランク試験』の合格者とします〜。

 あと〜、不正行為はちゃんと見張っているので〜、やらないことをお勧めします〜」


 ふむふむ。

 どうやら、試験合格の条件などもこのルールブックに全部載っているようだ。

 なるほど。 優勝チーム(・・・)は無条件で合格・・・ん? チーム?


「それではみなさん〜、今から30分以内に5人組を作ってください〜」


(おいやめろ!)

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