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転生システムに致命的エラーを発見してしまったのだが  作者: みももも
第零章

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街(四日目)(5)

 大部屋の広さは、さすがは()部屋というだけあって、ものすごい広かった。


 すでに大勢の人が入っているのだが、それでもまだ広さにはだいぶ余裕がある。

 前世のスケールでいうと「だいたいサッカー場と同じぐらいの広さ」といった感じだろうか。

 明らかに外から見た建物の大きさよりも広いので、おそらく『空間拡張』系の魔法か何かを使っているのだろう。



 そんなことを考えながら待っていると、受験者が移動を終えたのか、全ての入り口が閉じ、少し高いところにあるステージの上にスポットライトが当てられたようだ。

 「自分の今いる場所からだと、人混みが多すぎて全く見えない・・・」と思っていると、上空に巨大スクリーンが現れステージ上の様子が映し出された。


 今まで雑談も聞こえてくるぐらい騒がしかった空気が一転、物音一つ聞こえない静けさが訪れた。


「それでは、只今より『午後試験』の説明を開始します。

 まず始めに、今回の試験担当の紹介を行います。 どうぞ、入ってきてください・・・」


 司会らしき人が「どうぞ」と手招きすると、ステージ裏の控え室から一人の女性が現れた。

 「カッカッ」と靴音を響かせながら登場した女性はの服装は全身真っ白で、しかも髪の色まで真っ白で・・・あれ?

 あの姿、どこかで見たことがあるような・・・。


 壇上を見上げている受験生も、心当たりのある人がいたのか「まさか・・・?」「いや、まさかな・・・」とざわついているようだが



「それでは、以降の説明は今回の午後試験担当の『シロヒメ』さんに行ってもらいます」

「みなさん〜初めまして〜! 私はシロヒメと申します〜。

 今日はよろしく〜!」

「キャー!!! シロサマーーーーー!!!!!」

「ウォォォォォ!!! シロヒメサマーーー!!!」

「シロヒメサマーーーー!!! キャーーーーー!!!」


 シロヒメさんが「シロヒメです」と名乗った瞬間、会場が沸き立った。


 あれ? 間違ってアイドルのライブに来ちゃったかな? あれ?


 シロヒメさんってそんなに有名人だったのか。

 まあ、確かにそういえばSSランク(高ランク)の冒険者だという話も聞いていたような気がするけれど、まさかここまでとは。


 壇上では司会の人が「みなさんー! 落ち着いてください! お静かにー!」と叫んでいるが、観客(・・)には聞こえちゃいないし、シロヒメさんの方はこういう状況に慣れているのか、「やれやれ」といった顔をしながら適当に手を振っている。


 というか、よく考えたらなんでシロヒメさんがこんな場所にいるんだろう・・・。

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