2話
1話の心優しい感想ありがとうございます。
胸にじーんときました、、、。
性転換なので書いている私ですら何が起こるかわかりません。
そのため、※R15、BL、GL指定にしています。
大丈夫な方だけどうぞ。
公園にそれはそれは
(誰もが惚れてしまうような。少なくとも俺は惚れるであろう。)
とても可愛い女の子のそう、俺がいました。
遅いな……。
スマホで時間を確認すると待ち時間から15分は経っていた。
「ったく、なにしてんだあいつは。」
出かける時の私服さえも女の子の服しかなく、いつもの使い古したボロいジャージは姿を消した。
まあ、平日の昼間に女の子がそんな格好で外を出歩いていたら変なやつに思われのは間違いないが。
しかし、このブラジャーというのはチクチクしてて痒いし痛いな。
着けなかったら、着けなかったで
……透けて見えるからな。
外出の服は真剣に選んだ。
クローゼットにある服を適当に着ては、
家の洗面所の鏡に向かってポーズしたりして、あれやこれやと悩んで30分ぐらいひとりファッションショーをしていた。
もし俺の彼女がデートで着ていくなら。
(俺に彼女?出来たことないぞ?)
そして今に至る。
下半身がスースーするな。
安心したまえ、
これはスカートに見えるが実は折り目に隠れて半ズボンの構造になっているのだ。
キュロットスカートといったか?
上半身はワイシャツを選んだ。
露出が高いのも悪くないが、なんと言えばいいか。
普段はちっとも見せてくれない身体をいざ露にさせる時を考えると最高に美味しいご褒美の様。
そして肩かけカバンをすると胸と胸の間に紐が挟まり若干見える胸のラインが出ていていい感じに。
さらに無駄に髪の毛をしばらないことで
大人っぽい清楚系女子に!
(髪の毛のしばり方がわからんからな。)
あいつもまだ来ないので。一人二人役。
「お前って前から思ってたけど可愛いよな。」
「え、そんな事ない、私なんて……。」
「そういうところがまた可愛いんだよ。」
「そんな、ううん、ありがとう、嬉しい。」
おお、なんかいいな!ノッてきた!
ガッツポーズをしていると、足がガニ股になっていた。
俺の近くのベンチでゲームをしていたガキどもは変な顔してこちらを見ていた。
いけない、恥じらいというものを忘れていた。
「ぷぷっ、あのオバサン変なの~。」
なんて失礼な!!
「おいこら、くそガキども!!こんな可愛い女の子にオバサンはないだろ!!」
「男みたーい。オスゴリラ。」
「どう見たって男だろ。あ、いや今は違うか、って待て!!オバサンとゴリラ呼ばわりしたことを謝れ!!その頭、再教育してやる!!」
「うわっ。オバリラサンが怒った逃げろー!」
「おい、待て……くそっ、オバリラサンってなんだよ。ゴだけが抜けてるだろ……。」
ガキどもは足が速く、か弱い俺は追い付くことができなかった。
「あー遅れた。お、あれって、もしかして……。」
続
寝る前に書くのが日課になっています。
文章力、語彙力は乏しいですが。
読んでくださりありがとうございます。
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