1話
性転換なので書いている私ですら何が起こるかわかりません。
そのため、※R15、BL、GL指定にしておきます。
大丈夫な方だけどうぞ。
オーイッアサダゾッ!オキロー!オーイッアサダゾッ!オキロー……ピッ
「うわぁ!!」
信じてほしい。
朝、起きたら俺は女になっていた。
髪は伸びていて背中の辺りまであるし、
いつもより体の力がでてこない。
最もな証拠は
……胸に手を当てると膨らみがある。
うむ、非常に柔らかい。
下は、見ないことにしておく。
なぜ俺がこんなにも冷静でいられるかと言うとだ。
内心焦りすぎて、焦りの一線を越えた状態、
つまり、かなり焦っていると逆に冷静になるようだ。
さて、どうしたものか。
「あ、あぁ。」
声にハリがあり、いつもの低音ボイスが嘘のようだ。とても可愛らしい声だ。
両親に性別が変わった事を言っても、元から女だと言い出す。冗談じゃない。
異性の体ももちろん好きだが、やはり今までの自分を尊重したいというかなんというか。
これから俺は女として生きていくのか!?
トイレも更衣室も温泉だってかわるのか!?
友人関係に差し支えがないだろうか!?
(……友人は指で数えるほどしかいないが。)
メンタルが乏しい俺はどうしたらいいんだ!!
思いをぐるぐるさせながら洗面所に向かって歯を磨く。
そこには華奢な女の子が変な顔をしながら歯を磨いていた。なかなか可愛いではないか。
いかつい体型の野郎は何処へ(笑)
困った、学校はどうしたらいいんだ。
そのときだ。
オーイッデンワダゾッ!オーイッデンワダゾッ!オーイッ…ピッ
友人のB(名前は伏せとくとしよう)から電話がきた。
「何だ朝からこっちは今忙しいんだ!」
「(お、おい笑わないで聞いてくれ。)」
「何だ、手短に言え。」
「(お、俺さ……)」
「(女になってる!!)」
……は?
「ええっ、お前もかー!!!!」
「(え、何々お前もなの!?)」
あいつが言うには学校に行ったらしく、
教室に入ると誰もが『あの子誰』、『知らないー』状態になってるらしい。
びっくりして家に帰ったと言っていたが。
そして親しい俺に電話をしたと。
ん?俺の親は俺を女だと思い込んでいるの
だが……人によって違うのか?
あいつの親はどんな反応をしたんだか。
そう言えばあいつ、外見女なのに制服男のまんま学校に行ったって言ってたな……。
ただの馬鹿かとんだ変態と勘違いされたに違いないな。御愁傷様。
俺の制服は何故かセーラー服になっているよ。
ということで、俺もあいつも学校を休むことにした。周りが変に騒がしくなっても大変だしな。
どうせ暇だから俺達はお昼会うことにした。
続
書いてるときはかなり楽しいです。
文章力、語彙力は残念ですが。
読んでくださりありがとうございます。
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