5月13・14・15日
人間は遅かれ早かれ、一番大事にして来たものの為に死ぬんだって。私はあなたを、愛を大事に生きて来たから、その愛の為に死ぬのね(デュマ・フィス「椿姫」)
美輪明宏先生「椿姫」観た。素晴らしい作劇、美しい衣装やセツト。デユマ・フイスの原作が素晴らしい。偉大なる古典は決して古びぬ普遍性を持つ。愛に生きた椿姫。その生涯にカタルシスの涙雨。
さみしさに夜店見てゆくひとつひとつ(篠崎圭介)
週末、私は大垣にゐなかつたが大垣祭りが盛況だつたらしい。戦災などで失はれてゐた山車が数十年ぶりに揃つたのである。祭は夏の季語。全国各地で特色ある祭が繰り広げられる。
湖の水まさりけり五月雨(向井去来)
昨日は穏やかで過ごしよかつたが、今日は強い雨の一日。ひんやりしてゐる。しかし、この雨は季節を進める雨らしく、明日からは夏めいてくるらしい。五月雨は緑色。そんな言葉を思ひ出す。
こんにちは(=゜-゜)(=。_。)
私の折々の歌、さりげなく新機軸として、名作の名台詞を入れました。
今まで日本の和歌と俳句が中心でしたが、名作文学の名台詞もまた日本文学の大事な一部として取り上げました。
風雅の道は常に挑戦の道。