中学生が公共の場で卑猥な話をしていたので注意した
僕は窓と向き合える席でカフェラテを飲んでいた。
景色は駐車場しか見えないが、縦列駐車に何度もトライする車とか見てると少し楽しい。
「私中学生になりたくない」
「俺も」
「私もだよぉ」
ああ。後ろのテーブルにはこの春に小学校を卒業した男女がいるなと思った。
ふりかえりはしない。
その後、景色を見ながらボーッとしていたら5分ほど経っていた。
「オナニーするの?」
「めっちゃするぜ」
「オナニー?」
「ナニからナニを出すことだよ。知らない?」
後ろの子達。エロ漫画みたいな会話してるなぁと思いながら、またボーッとした。
缶コーヒーでも別に良かったなぁ。
「私でオナニーする?」
「する。◯◯でもする」
「ねぇ〜!オナニーって何?」
「……だから。俺の指先見てよ。ココから精子が出るんだよ」
「えっ!エロい話してたの!?」
男1人。女2人か。
ここでようやく。ハッとなった。
『これ流石に誰かが注意しないと駄目じゃないか?』
「……そしてそれは僕やな」
うわぁめんどいなぁ。でも僕だよなぁ。
「精子◯◯に入れて◯するとにんしんするんだよ」
「えーっ◯◯は私に◯したい?」
「していいの!?」
「ずるいっ!私もしたいよ!」
「コンドームあるかなぁ?どうせなら3人でしようよ」
『『おっけー』』
コミックL0かよ。
『性に興味津々なギャルと性知識のない地味なクラスメイトと3◯しちゃった話』かよ。
なんだこいつ。中学に入学する前に童貞卒業するつもりか?
んもぅ〜。
覚悟を決めて振り返った。
若者の『なに?このおっさん?』って表情は何度されても傷つく。
なんて言おうか?ストレートかつマイルドに……。
「あの〜。周りに聴こえるからそういう話はここでしない方がいいですよ。うん」
「ハゲキモっ」
「盗み聞きかじゃん」
「……怖いから行こうよ」
よしっ。結果的に帰ったな。
納得
出来
ない。
今日ここにいた人々は『中学生が公共のマナーを守らなかった』ではなく『怪しい中年男性が子供に声をかけていた』と誰かに話すのだろうか?
それならばいっそ、おちんちんをコーヒーにぶち込んで「ウィンナーコーヒー!」ってやりたくなったけど我慢した。
大人だもん。




