連携する怪儡の塗布 フォーゼルド・ディスマギア
「ゲイスマルア」達が目をつけていた場所、それは、「フォーゼルド」の力を駆使して、連携をする「塗布」というものが存在する場所だった。
そこへ着くと、早くも2人を出迎える準備は整っていたらしい。
「ゲイスマルア」達も、今となっては有名になったのである。
ここに存在するのは「怪儡の塗布」という種類のもので、
上位に「冥怪儡の塗布」が存在し、連続攻撃を仕掛けることによって連携が出来ているのだという。
「ゲイスマルア」達は、その連携を特別に実戦形式で見る事となった。
敵側として用意されたのは、「塗布」によって生み出された変異種の巨人だった。
「怪儡の塗布」達は、1人ずつ攻撃を仕掛けていく。
1つ1つの力は大したことなく見えても、彼女達の連携はすさまじく、隙が見えなかった。
そしてそこに、「冥怪儡の塗布」達も参戦する。
しかし、連携は最後まで崩れることなく、あっさりと勝ってしまった。
「ヒュールト」はこれを見て、連携・連続攻撃に対しての対処を知りたいと懇願する。
「怪儡の塗布」達はそれに了承し、「ヒュールト」はここからさらに成長していく____
「ゲイスマルア」が話を纏め終えた後、疲れ切った「ヒュールト」が顔を見せる。
(また1つ、成長したのだろう_____)と、「ゲイスマルア」は思う。
翌朝、「ヒュールト」の身体を見ると、少しだけスマートになっていた。
それだけでなく、どことなく人間らしく見えるかもしれない。
「怪儡の塗布」の場所を後にした2人は、次なる目的地を決めていなかった。
そこで、「海」にも「塗布」によって変異した存在がいるかもしれないと、「ゲイスマルア」は言う。
2人は、まだ見ぬ「塗布」を求めて海の方へと向かっていくのだった______
「海」中心のカード作っててよかったね。