深き森林に巣くう塗布・深緑の塗布
それは、いつ生まれたのか。
そして世界は、いつから正常でなくなったのか。
森に済む生き物たちは、一瞬にして絶滅してしまった。
また、「塗布」達は森に逃げ込んだ人々や誘いこまれた存在をも取り込み、そして姿を変えていった。
その姿は異様だったが、どことなく自然的なものになっている。
ここにある「深緑の塗布」達は、自然の中に紛れて獲物を捕らえるらしい。
中には、それらを纏める「魔深緑の塗布」という上位種的なものも存在するらしい。
「ゲイスマルア」達はそんな「深緑の塗布」達にも対談を交わしに行くのだった。
対談の最中、「深緑の塗布」達は「フォーゼルド」を宿しているという事が分かった。
「フォーゼルド」とは、特殊変異を果たした「塗布」の中で発現する力の事を言う。
彼女たちは無自覚ながら、大いなる強さを手に入れてしまっていたのだ。
「ゲイスマルア」がさらに話を聞いていると、ここより遥か遠くの地点に同じようなものが存在するという事を耳にする。
そうして、新たなる目的地が決まった「ゲイスマルア」達だが、
「ヒュールト」が自分自身を強くする為に、「魔深緑の塗布」と戦いを挑む事になった。
戦い始めてから数分後、結果は引き分けへと終わった。
「深緑の塗布」達は、大盛り上がりだった。
また、「ゲイスマルア」もこの戦いによって学ぶこともあったという。
「ヒュールト」は「魔深緑の塗布」に感謝を述べると、
「その力はまだ限界を迎えていない」と告げられた。
「ゲイスマルア」達は、改めて出発する。
そうして、次なる目的地へと向かう。
ここより遥か遠く、最果ての地_______
「宇宙空間」に対応せし「塗布」と交わしに______
これ順番通りにはやってるけどそうなると途中から無理な気がしてならないんだよなぁ・・・