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ZERO シェルター  作者: ともやん
2/2

エピソード°%#

かつてミラービルが立ち並んでいた都市部は1日にして姿を変えた。



崩壊した建物や車の残骸が辺りを埋め尽くしていた。

いや、それだけではない。


私を慕っていた部下や他部隊の仲間も紛れているだろう





失った左腕もきっと含まれている





左耳に取り付けている通信機からは作戦実行の合図と現象が聞こえて来る




もはや動く気力すら残っていない






茫然と半壊した建物から大粒の雪を見ることしかできない





作戦は失敗したのだ。






「ガシャン」






抱えていたスナイパーライフルを手放し懐のホルダーに手を伸ばす







力が入らず金具を外せない




ベルト部分を咥え首を横に振り引っ張ると音を立てて外れた






ハンドガンが床に転がりグリップ部分の装飾が光を反射した



手の込んだ銀装飾にはRIAと刻印されている





ハンドガンを拾い上げ抱き抱える。







「リア…助けてよ……」





少女が流した涙は頬を叩い床に落ち音を立てて割れた





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