#5 他の魔女
【他の魔女】
・アラクニー・ブラックウィドー(Aracne-Blackwidow)呪術の魔女/呪術師
魔女機関において『呪術師』を務める魔女。キュイラヌート直属。身長183cm。
作中においてはグラバースニッチとディサイシヴとの会話の中で名前が出ただけで、その詳細は現在のところ不明。
・カーネイル・キリンギ(Karnel-Killing)冷静の魔女
魔女機関において環境部門秘書を担当する。アクセルリスのサポート役である。身長162cm。
バシカルとは双子で、こちらが姉。得意料理は暖かいスープ。
普段は礼儀正しく物腰柔らかい、秘書の鑑。
だが本性は超が付くマイペースかつ情緒不安定。大体の場合、妹との接触でバランスが乱れる。
かつては姉妹揃って環境部門に所属していた。パワーで押し通すバシカルとそれを的確に補佐する彼女のコンビは魔女機関でも著名なものだった。
バシカルが残酷魔女という組織を作り、その活躍で邪悪魔女にも選ばれた陰には、カーネイルのバシカルを思う気持ちが不可欠であったのだ。
妹が邪悪魔女になってからすぐあと、 5iにも空席ができ、その時環境部門副長であった彼女が邪悪魔女に就くものと思われていた。
しかし彼女はその誘いを蹴り、副長も引退し、環境部門の秘書となった。その思惑は不明。
・ガイアガスト・ゼファース(Gaiagust-Zephyros)突風の魔女
環境部門所属。現在北方キユツバイ地方へ調査遠征中。身長151cm。
ロゼストルムの弟子で、ジオゲイルとは良きライバル関係。
・ジオゲイル・アキュローン(Geogale-Aquilon)疾風の魔女
環境部門所属。現在南方ミーユラ地方へ調査遠征中。身長151cm。
ロゼストルムの弟子で、ガイアガストとは友達以上恋人未満。
・フネネラル・エントゥーム(Funeral-Entomb)葬送の魔女/執行人
魔女機関において独自の職務を与えられた、いわゆる《キュイラヌート直属》の一人。身長162cm。
白い肌、黒い外套、そして手にした鎌と、その容貌はまさに死神といったところ。
そんな彼女の職務は《執行人》。外道魔女を狩る残酷魔女に対し、フネネラルは魔女機関の内部から発生した謀反者を狩る。
その性質ゆえか、魔女機関の魔女たちからは不気味がられており、いつしかその名を呼ぶ事すら不吉とされていた。
……が、それはフネネラル自身が広めたものらしい。要するに、『形から入るタイプ』なのだ。
・マーキナー・デアエクス(Machina-Deaex)解析の魔女/情報管理官
魔女機関の情報管理官。キュイラヌート直属。身長145cm。
その名の通り、魔女機関に保存されている情報全てを彼女が管理している。ぶっちゃけ超激務。
昼夜問わず情報管理室にて働いているうちに頭がおかしくなっている。あるいは元からかもしれない。
髪を切る暇などほとんどないためその白髪は床に付くほどの長さである。
・ドロイト・スターボード(Droite-starboard)流体の魔女
魔女機関・法務部門の右腕を務める。身長160cm。
対のような関係だが、特にガウシュとプライベートの付き合いはない。
青い。
・ガウシュ・ポート(Gauche-Port)固執の魔女
魔女機関・法務部門の左腕を務める。身長160cm。
ドロイトに対して密かに恋心を抱いている。
赤い。
・フロンティア・フロントライナー(Frontier-Frontliner)開拓の魔女
魔女機関環境部門の優秀なエージェント。身長170cm。
過酷な環境に取り囲まれた絶島、《西果ての島》へ開拓に向かったが、帰路が確保することができずに20年もの間現地調査を行っていた。
そして20年後、やっと帰りの船が渡来し帰郷できると喜んだ矢先、ゲブラッヘに殺された。故郷の土を踏むこと、叶わず。
作中でもかなり不憫な存在。
・アドミラル・ネビーネビー(Admiral-Navynavy)波風の魔女
魔女機関衛星組織《魔海社》の代表にして船長。身長166cm。
経営戦略の一環として船を海賊船に改造、自信も海賊のコスプレをしているが最早外見だけではなく中身も海賊然としてしまっている。
数々の艱難辛苦を乗り越えており、なかなかの熟練者だ。
あまりに長く海上で過ごしているため、若干の『陸地酔い』を発症している。そして酔い止めは飲み忘れる。
・リバラヘッド・サーティスリイ(Riverahead-Thirtythree)調律の魔女/伝説のコック
伝説のコックにして魔女。身長165cm。
各地で様々な伝説が語られるまさに《伝説のコック》。
その性格は掴みどころがなく、常にすべて見通しているかのように振る舞う。
どこに店を構えているのか、なぜ魔女でありながらコックなのか、そもそも《伝説のコック》とは何なのか、と謎の多い存在だ。
オレンジのショートカット。魔装束の上にエプロンを着る……というよりもはやエプロンが魔装束。流石に外出時と料理時では使い分けているらしい。