表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
残酷のアクセルリス  作者: 星咲水輝
49話 Akzer&Answer
270/277

#16 それでも朝が眩しくて

「よいしょ、っと」



 立ち上がる。十分に魔力は回復し、体も動くようになった。



「……朝だ」



 遠く──アイヤツバスが消えた世界を見た。

 空には戦災の残滓たる白い靄が広がっていたが、やがてそれも消え果て、一筋、また一筋と光が射し込み始める。

 新たな世界と新たな道をアクセルリスに示す軌跡。ここから先は、誰もが見果てぬ未来なのだ。



「ワクワクするなあ! だって私はここにいて──」



 魔女暦5555年・5月(タウラ)5日・5時55分(先のサソリの5)。魔女機関が戦災の魔神の完全消滅を確認。

 世界は護られた。そして。



「────私は、生きてる!」



 銀色の笑顔が、眩い朝日に照らされた。





【Akzer&Answer おわり】

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ