020. 急げ、時間がないぞ
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《報復者のバックラー》[EQUIPMENT]-[WEAPON]
[EQUIPMENT ABILITY]
◆[DEF]+20
◆[SPT]+5
◆盾が受けたダメージを20%の確率で相手に反射
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なぜ焔鬼に襲い掛かったスケルトンが砕け散ったのか、その疑問に関しては盾を調べたことで解明することができた。『盾が受けたダメージを20%の確率で相手に反射』という加護によりダメージが跳ね返され、それがあのスケルトンにとって致命傷となり引き起こされた現象だったのだ。
だがもう一つの疑問に関しては―――――
「焔鬼の拾ったこの盾が何故ここに落ちていたのか・・・こちらの謎はまだ解けていない・・・・・・。狂骨は何か知らないか?初めてこの街に来た自分や煌星、焔鬼とは違い、君は以前からここにいたのだろう」
「・・・・・・(フルフル)」
『狂骨も知らないみたいですねぇ・・・』
「そうか・・・。狂骨がわからないのならば、この盾については自分達がいくら考えても答えは出ないだろう。とりあえず、焔鬼の拾ったこの盾のことは一先ず置いておいて、スケルトンの落とした武器や防具を回収しよう」
『そう、ですね・・・』
「ところでプレイヤーのドロップアイテムを一定時間放置しておくと持ち主の元に戻るのだろう。ならばモンスターがドロップした物は時間が経つとどうなるのだ?」
『はっ!?そ、そうでした!モンスターのドロップアイテムは回収しないで放っておくと消えてなくなってしまうんでした!い、急がないと!』
「ならば手分けして集めよう」
『はい!』
「ゴブー!」
「・・・・・・(コク)」
さてやるか。
「―――――――よし、これで全て回収したな」
『結構数がありましたねぇ。あっちこっちに散らばってましたし』
「ゴブー」
武器と防具、合わせて30近くの品物を回収した。四方八方に散らばっていたため、全ての回収を終えるまでに、4人で手分けしても30分以上掛かってしまった。狂骨の様子は全く変わらないが、煌星と焔鬼には明らかに疲れが見える。長時間の戦闘行為の後にあれほど動き回ればそれも仕方がないことだ。
「急がなければドロップアイテムが消失してしまうとはいえ、無理をさせすぎてしまった。申し訳ない」
『いえ、こちらこそ時間経過でドロップアイテムが消えてしまうことを海斗さんにもっと早く伝えていれば、こんなに慌ただしく走り回らずに済んだんです。ひょっとしたらいくつかのアイテムはタイムオーバーで消えてしまったかも・・・。申し訳ありませんでした』
「そんなことは気にするな。30近く回収できれば十分だ。みんなのおかげだ、ありがとう」
『でもほとんどが錆びてたり欠けてたりボロボロだったり――――正直使えそうなものがないんですが』
「だが欠損していない物も幾つか手に入れることができただろう?」
『・・・・・・まあ、確かに壊れてはいませんが――――』
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《謎皮の胸当て》[EQUIPMENT]-[BODY]
得体の知れない謎の生物の皮で作られた胸当て
皮の表面に不気味に笑う人の顔ような紋様がある
[EQUIPMENT ABILITY]
◆[DEF]+6
◆[SPT]+6
◆装備者に呪い付加
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《謎皮の籠手》[EQUIPMENT]-[ARM]
得体の知れない謎の生物の皮で作られた籠手
皮の表面に爪で引き裂かれたような紋様がある
[EQUIPMENT ABILITY]
◆[DEF]+6
◆[TEC]+6
◆装備者に呪い付加
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《謎皮のブーツ》[EQUIPMENT]-[LEG]
得体の知れない謎の生物の皮で作られたブーツ
皮の表面に蔦が絡みついたような紋様がある
[EQUIPMENT ABILITY]
◆[DEF]+6
◆[AGL]+6
◆装備者に呪い付加
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『――――普通に呪われてますよ?身に付けたら呪われちゃう、正真正銘の呪いのアイテムですよ、これ』




