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000. 覇道の始まり


「なぁ圭斗、ちょっといいか?」


「どうした?」


「いっしょにゲームやらない?VRゲーム」


「ぶいあーるげーむ?なんだそれは?」


「やっぱりわからないか・・・

 圭斗ゲームとか一切やらないもんな・・・」


「まずVRは[バーチャル・リアリティ]の略で日本語だと[仮想現実]って言うんだ」



「そんでVRゲームっつーのはその[仮想現実]のなかで自分の分身[アバター]を操ってプレイするゲームのことだ」


??


「」


・・・・・・(フリーズ中)


「そのあばたー?を操るとはどうやるのだ?」


「頭に着けたヘッドギアが脳波を読み取ってアバターをまるで自分の体のように動かすんだよ」


「ファ〇ネルのようなものか」


「なんでファ〇ネルは知ってんだよ!!?」

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