いわゆる神様との会話
さて始まりますよ〜。
「お主は運が良いのか,それとも悪いのか。」
白い
そうとしか認識できない場所。
急に声を感じた。そう、聞こえたのではなく感じた。ものすごい不思議な感覚だ。
「おや、これはこれは、ただ魂の成り立ちが不可思議なだけではないようじゃのう。まさかこちらの発する情報の一部をキャッチしておるのとは……。」
まただ、ものすごくぼんやりする例えるなら目覚める前のまどろみに似た感覚の中で溺れている感覚だろうか。感覚っていう表現多いて。済まん,自分でも何を言っているのかよくわからん。
「これは奇跡と言って差し支えないのう。永らくここで魂を管理しておったが、こんな状態の魂は初めてじゃ。輪廻転生の果て、一度混ざり合った魂がほとんど元の状態で分離されおるとは……。しかも魂に前世の記憶や知識の一部が焼き付いてしまっておる。
いや,それよりも問題なのは我の存在の一部を認識していることじゃな。それなのに魂の位階が最低位のままじゃし。存在そのものが不安定過ぎるのう。これは非常に困ったことじゃ。
このままお主に肉の器を与え、元の世界に誕生させてしまうと世界の魂のバランスに何らかの影響が出てしまうのう。最悪輪廻の輪そのものが全て崩壊しかねんのう。それはここの管理者としてはちとよろしくないのう……。
今のお主の魂そのものを砕いて再びこの輪廻の輪の中へと戻し、本来生まれるはずだった魂の形を再び変質させるのも一つの手か……。しかし、輪廻の輪を抜けてこの状態という事じゃと、それが無意味になる事もあり得るのう……。
この世界の理、世界の流れに逆らってまで我が子も同然の魂をただ意味も無く霧散させるのも忍びないしのう……。
ふむ。そうじゃ、あの世界があるではないか。」
素晴らしい事を思いついたみたいですね……。
「よし。これからお主を別の理の支配する世界に送り込むことにしようかのう。そこで器を与え、魂を鍛えてもらうことにするかのう。あそこならある程度魂を鍛えるのにもってこいの世界であるしのう。あの世界で一生を終え、魂が良い具合に成長、あるいは変質していたら再びこちらの輪廻の中に戻すこも検討できるしのう。よしよし、それが良い。」
よしよしうるさいなあ。
「その魂のまま戻ってこられても困るので、魂の位階があげやすくなる様案内人は古白に任せれば大丈夫じゃろ。世界は違えど同じ種族だったはずじゃし。始めはある程度サービスしてやれるはずじゃ。」
何でそんな上から目線なんだよお前、
「お主があの世界で良き人生を歩むことを切に願っておるぞ。」
そして俺は覚醒めた。
*12/15内容及び書式の修正を行いました。
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