プロローグ〜メタモルフォーゼ(笑)〜
今回は長編を書こうと思い、なんか、インパクトがあるものにしようと思いました。
今回はプロローグだけですが、続きも随時書いていきますので、よろしくお願いします。
俺には昔からコンプレックスがある。それはどうしようもないことだけど、なんとかしたいものだと思っている。
なんだと思う?・・・俺は女顔なんだ。
体型も女みたいに細く、髪も他の男子たちよりも柔らかい。一度女とまちがえられたことがある。つい最近のことだ。ならいっそ女になってしまえたら・・・なんて思ったこともあったさ。あんなことになるまでは・・・
その日もいつも通りに朝早く起きてから学校に行く準備をしようと思い、起き上がった。その瞬間俺は違和感を感じた。
そう、胸部に。
「な、なんだこれ?」
なんか胸のあたりに重みを感じる。俺はとりあえずその違和感のある部位を触ってみる。 ムニュ
「えっ?ムニュ?なっ、なんだこれ⁉︎」
素っ頓狂な声が出る。でも仕方ないだろ?だって胸が出てるんだから。
「嘘だろおおおぉぉぉぉぉぉっ‼︎‼︎」
叫ばずにはいられない。おかしいだろ!朝起きたら胸が出てるなんて・・・orz
「ま、まさかこっちも・・・?」
俺は下半身、そう、股間に触れてみる。・・・ない。俺を男としていた唯一のあれが・・・ない。
「そんなことあり得るかよっ‼︎」
また叫ぶ。しかしこれは現実だ。紛れもなく。そうだな、とりあえず落ち着いて今の状況を整理するんだ。
朝起きました。胸のあたりに重みを感じて触ってみる。女にしかないおっぱいという名の胸が出ていた。続いて下半身も変化していてあれがなかった。と、いうことは・・・一晩で女になった・・・ということだ。え?ありえんだろ。もう一度叫んでみるか。
「嘘だろおおおおおぉぉぉぉぉぉっ‼︎‼︎」
「アスカうるさーい!朝っぱらからなんなのよもうっ!」
姉貴がぼやきながら俺の部屋に入ってきた。ヤバい、しかしこれは隠しきれない。だから諦めて相談してみよう。
「姉貴、俺、女になったみたい」
涙声でそう伝えると姉貴は
「何言ってん・・・えー⁉︎なにこれ⁉︎なんでアスカにおっぱいついてんの⁉︎えーっ⁉︎」
まぁ、当然の反応だわな。ハァー、これからどうしよう。とりあえず今日は学校を休むことにした。
今回は、以前から考えていた作品なんですが、ちょっと、あさっての方向に走っている感じがしますが、私自身楽しんで書けましたので、皆さんに読んでるくださっていただければ私も嬉しいので次回もよろしくお願いします。