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抹消猟兵 in ISIS  作者: 本間・ギラファ・章裕
プロローグ
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プロローグ


 余りにイスラム国が殺り過ぎなので、ISISのネット上での妨害・撲滅に協力、批判短編小説を掲載致します。


 尚、画像のISISちゃんは、Twitterの公式botからお借りしました。

 ↓

<a href="https://twitter.com/isisvipper">ISISちゃん 普及公式bot</a>


 ※拡散お願い致します。



 2015年、現在も「イスラム国」による非道なる虐殺が行われている。

 そして、虐殺をしているのは、イスラム教を盾にしている、卑怯な余所者達だ…








 ~20××年~


とある男が、トルコとシリアの国境付近にて、現地のガイドと兵士に対し、現地の言葉で討論をしている。


 ガイド「だから、"コルバ"には行くな!!

今、彼処がどうなっているか分かるだろ!!」


 ガイドが今まさに、その男へ危険警告を口酸っぱく、激しく説明している。


 ガイドの言っている「コルバ」とは、シリアにあるトルコ・シリアの国境にあるシリア側の町だ。

 正式名称は、「アインアルアラブ」と言う。


そして、兵士は男に対し、なだめるような表情で、落ち着いて語りかける。


 兵士「どうやら、お前は日本人のカメラマンみたいだが、いつものカメラマンと同じ様に、戦場の惨劇でも取りに行くのか?


 無理は言わん。止めた方が良い。お前の国の同じ様なカメラマンも、こないだ首を落とされ晒されていただろ。

 もう1人、日本人がいたが、アレは自称・傭兵だったな。


 どっちにしろ、止めておけ。」


兵士は、男にそう告げ、国境の方向に振り向き、その方向の風景を見た。


 そこに、コルバ側から向かって来ている傷病者と思われる5名の男性が歩いて来ている。

 ヨーロッパ系、アフリカ系、アジア系、もちろん中東系の様々な人々が、こちらに向かって来る。


 傷病者を見ていると、捕虜となったカメラマン、ジャーナリスト、ボランティア等の他国から来た者達と、シリアの原住民の者だと見て取れる。

 包帯や添え木等で腕や足を固定している者、杖を着いている者、頭部に包帯を巻いている者等。

 イスラム国での過酷な状況を物語っている。


 兵士が武装を解かないまま急病者に近付き、彼等に告げる。


 兵士「捕虜や亡命者か。ボディチェックをさせて貰う。」


 兵士が彼等に近付いた瞬間、右腕を包帯等で固定している白人の男が、その腕を兵士に向けた。

 その手には、サブマシンガンのイングラムM11が握られていた。


 兵士「なにッ!?」


 白人の男は、間髪なく、対応の遅れた兵士の頭部を撃ち抜く。


 白人の男は、興奮しながら叫んだ。


 白人の男「よっしゃあッッ!! これで10人目だ!! 昇進出来る!!」


 その光景を見た、ガイドと日本人カメラマンの男は、その場にあった軍用ジープの陰に隠れた。


 ガイド「あぁ…こんな所まで…お終まいだ…」


 ガイドは低く呟き、顔面は蒼白に陥ってしまっている。


 そして、ガイドは気付いた。日本人カメラマンの男がいない事に。


 ガイド「!?ッッ×▲☆!!」


 ガイドは、驚愕の光景を目の当たりにした。


 何と、日本人カメラマンの男は、イングラムを装備している白人男の顔面を、右足刀の飛び横蹴りで貫き潰した。


 ガイド「ジャパニーズ・ヒーロー…カメン・ライダー…ッッ!?」


 ガイドが驚きを隠せない瞬間にも、杖を模した改造銃を持ったアジア系の男が、日本人カメラマンの男にソレを向ける。

しかし、日本人カメラマンは、白人の男を蹴り殺したと同時に奪い取ったイングラムM11でアジア系の男の顔面を撃ち抜き殺す。


 更に、人とは思えない速度の動作で、ヨーロッパ系、アフリカ系の男を撃ち抜き、その速度に追って来れない二人は殺害されてしまう。



 残ったのは、原住民らしき男だった。

原住民の男は太っている様に見えて、その実、逞しい腕、太い筋肉質の首・肩・背中・胸等の身体を備えている。

その男は、両手を上げながらニッコリと笑顔を作って喋り始めた。


 原住民らしき男「いやー、スゴい御方が居られましたか。ドキドキしますね~」


 そうペラペラ喋った原住民らしき男は、獲物を狙う餓えし肉食獣の様な表情になり、日本人カメラマンの男を睨みながら、素早く走り向かいながら叫ぶ。


 原住民らしき男「アンタの様な獲物を喰らえるなんて…久々に勃っちまうぜッ!!」


 原住民らしき男は走りながら、腰に隠し持っていたグルカナイフ二本を各々の手で引き抜き、その二刀流を、クワガタが自らのハサミで獲物を挟む様に、日本人カメラマンの男を挟み斬り着けた。


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