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第五話 学校(1)

あれから二日がたった。

今日は金曜日だ。どうやら今日はカナが学校まで着いてくるらしい・・・。

俺が朝食を食べているとソコにカナが飛んできた。というより浮遊してきた。

「シュウおはよぉ〜」眠たそうなカナが俺の近くにくる。

「おはよ。って幽霊も眠るなるんだな〜知らなかった。そうだ!幽霊の実態を本にして売り出したら・・・」

「ん?シュウ?」

俺はアホか・・・そう思った。

「ん〜幽霊も寝るのかな〜・・・」

「何寝ぼけてんだよ。カナのことだろうが!それより今日は学校行くんだろ?」

「う〜ん・・・あっそうだった!」

そこに母さんがやってきた。

「秋平?秋平?さっきから聞いてるの?もう学校の時間でしょ。1人でブツブツ言ってないで早く行って来なさい!」

時計を見るともう8時

「やばっ!じゃぁ母さん行って来る!」

「あっ待ってよぉ〜」

玄関の閉まる音がした。

「どうも最近独り言が多いのよねぇ。なにか危ないことしてなければいいけど・・・。」


通学路

まだ桜が咲き通学路を綺麗に彩っている。

そこを歩く二人?1人は真新しい制服にかばん。

片やもう1人も真新しい制服だが、宙に浮いてる。

宙に浮いている子が話し出す。

「ねーシュウ〜。」

「ん?どうした?」

ふわりとシュウの前に移動する。

「私のこと・・・怖くないの?」

半笑い気味の顔で聞かれたシュウは立ち止まる事なく彼女の横を通り過ぎる。

「だってカナが幽霊って」

「あっ見て見て!あの桜の木おっきいね〜。」

苦笑いを浮かべるシュウ。

「だから怖くないんだよな。」

しかしカナにははっきり聞こえなかったらしい。ん?なんか言った?と言いながらこっちを向いた。なんでもないよ。と答えて走るぞ!と二人?は学校に向かって行った。


学校の校門


「変なことはしないでくれよ!」

俺はこの時、少し怖かった。

「変なことって何よ〜。」

彼女なら幽霊といえど何か起こしそうだからだ。

しかし心配し始めたらきりがない。

「よし!行くか」と学校に入っていった。

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