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おじや
昼頃、博多から家に帰って来たら、どうも熱っぽい。
ごほごほ
急に咳が出始めて、どうも、どこかで、風邪をもらってしまったらしい。
病院に行こうかどうか迷ったけど、そのとき、如月さんが家に来て、びっくりした顔で、僕を看病してくれた。
「熱でも、仕事って休みない人っているんですよね。なんだか、普通の会社では休めるのに、アルバイトとかで暮らしてると、どうしても大変なんですよね。××さんも身体に気をつけてください」
それから、如月さんはCIA特製解熱剤と、おじやを作ってくれた。
「大丈夫ですか? ××さん。ゆっくり休んでくださいね。はい。おじやです」
病気はやたらに身につまされる。
ただ、やたらとおじやがうまい。
ぱくり
どんな体調のときでも、仕事を休んだだけで、クビを切られない常に12000円・小説を読むだけ機構は大切だ。




