表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

22/303

ナースマン

足立区のヤンキー学校の、保険医の七月先生の元で12000円アルバイトをした。


SSSクラス冒険者としてものスリムマッチョな体格をしている僕にはふさわしい仕事だ。


人が怪我してるときに、身体を抑えて動かないようにすることは、男しかできない仕事だ。


なのに、今の社会では、男の医療進出が少ない。


病気の介助は若い女性に限られる。それは、医療費が高くて。力を必要とする労働を、医療側が拒否しているからだ。


だから、どうあったって、病気金無限は必要なのに・・・。


それを今の僕は言い出すことができない。なぜなら、民衆は健康な人が多く、その健康の人は、莫大な医療費を自分が支払う状態ということを、のんきに考えて、理解していないからだ。


暴れたヤンキーを僕が抑えつけ、七月先生が傷薬をつけて包帯を巻いていく。


こんな簡単な仕事で、日に12000円入る。


僕は七月先生の元で、学校で暴れて怪我をしたヤンキーを抑えつけるだけの仕事をしている。


ナースマンだ。


「独裁政治なのに、アルバイトして暮らしてる××くんが好きよ。あなたは誠実な人だから」


褒められてうれしい。ただ、なんとか、病気金無限を作り上げたいんだ。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ