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声を上げる。

誰かが声を上げないとならない。


なのに、小説家になろうは動かない。


本当は小説家というのは、世の中の役に立つ情報をがんがん発信して、ぐいぐいと日本をよくしていくためにある。


なのに、自分たちの命の保障を作る常に365日アルバイト機構ですら、日本でも世界でも作るために、人がうわさすらしない。


東京の池袋で人がうわさするのは、天皇がいかにカッコイイかという情報だけで、その天皇を褒めて自分たちの居場所を作ろうと必死になって、


逆に天皇が部長以上の権利を持って、経済界に500人の愛人ごと入ってくるのに、


誰ひとりそれを止めようともしない。


僕はSSSクラス冒険者で、ドラゴンを片手で倒せるほどの強い男なのに。


本当に必要なのは、ただ、声を上げて、大勢の人の支持を集めて、大勢で世界を動かすことだ。


僕らは、飽食の時代にあって、水と食料がすべての人間に溢れるほどありあまった世界にいる。


なのに、僕らは餓死し、自殺する。自分たちの居場所を奪う天皇の血族を褒め上げながら。


足立区のヤンキー学校で、保険医の七月先生が言った。


「人は悲しいのよ。××くん。ドラッグを吸うためにはお金は使っても、本当に人を助けるためにお金を使えないの。だから、みんな地獄に行くのよ。みんな地獄に自分を落とす人間が好きなの」


医療も金で動いてる。


ただし、保険があっても、金がなくなれば医療を受けられないのが現状だ。


医療体制は完全におかしい!!! 1000万から治療費が掛かる医療を、保険料でなんとか支払おうとしているどうしょうもない体制になっている。


大体1000万の治療費が簡単に払えるのは、金持ちと天皇だけだ。


それでも、日に12000円の資金があれば、なんとか、誰もが医療を受け続けることができる。


「みんな想像できないんだ・・・。医療保険があっても、お金が尽きれば、医療保険は解約になる。だから、お金がある人間しか医療は受けられない。人が仕事についても20年から先に色々な仕事が尽きて、医療が受けられない。・・・誰がこの世界を作ってるんだ。金利は自由で、10億円あれば、1000万だれでもずっと金が入る世界だ・・・。その中で、なんで、誰でも病気になったら医療費が無料になる体制を作れないんだ」


七月先生が僕にキスをした。


「・・・あなたの考え方が好き。あなたが好き。あなたになにか上げたいけど、年増のキスなんて、若い子には楽しくないかもしれないけど。私、キスしかあげられないもの」


七月先生のキスは特別で、僕は、絶対にいつか、人の理解ができるようにして、病気金無限を作り上げようと思ったんだ。

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