僕は働くことを基本的には辞めた。
僕は世田谷の自宅で働くことを基本的には止めた。
七月先生と、如月さん、上月さんに養ってもらって、自分では日本を運営する独裁の仕事しかやらない。
ただし、働かないでいると、民衆の気持ちが分からなくなり、今の問題に敏感さがなくなるから、
たまに働きに出て、その中で人の様子を観て行こうと思う。
僕は3人に宣言した。
「僕を養ってくれ!!!! 僕は働かず、日本のために生きたい!!! いや、日本のためだけじゃなく、世界のためにだ!!!! 僕が働くとその分の労働時間が、単なる無駄な時間になる!!!! パンを作って暮らす人はいる!!!! ただ、そのパンを作ってる世界を守るために、僕は働くわけには行かないんだ!!!! 僕を養ってくれ!!!!」
そういうと、七月先生が言った。
「いいわよ。あなたは実際働く必要はないと思う。私たち3人なら養えるし、あなたを生かすために私は生きたいわ」
如月さんは言った。
「・・・大丈夫です。私ひとりでも、常に12000円・小説を読むだけの機構があるから。それだけを守るために、あなたは生きてください。私が養います」
上月さんは言った。
「闇の仕事はしてもらうわ。どうしても、殺さなきゃならない人間がいて、あなたが殺さないと、誰も殺せない強いヤツもいるから。それ以外の仕事をあなたがやる必然を、私も覚えないわ。私が養う」
3人の説得に成功して、僕は3人に養われて、暮らす存在になった。
これから、常に12000円・小説を読むだけアルバイトがんばるぞ。




