富山の日本アルプスダンジョンの進捗
富山に来ていた。
淀橋皇太子に完全に紙幣網を握られた状態でも、富山には、今までの日本の紙幣が流通していて、
そこで、工事で、日本アルプスダンジョンが作られ始めていた。
現場には、大勢の働けない人間が集っていて、
そこから、山をスコップで切り開く作業が8時から17時まで続いている。
寒い富山の山の奥で、
僕はそんな作業者に並んで、スコップを使って、山を切り開いて、そこから通路を作っている。
現場監督が言った。
「まあ、大雑把にダンジョンを日本アルプスに作るだけの仕事だろう? 自由にやらせてもらってるよ。俺のレイアウトで、日本にダンジョンを作る。悪くねえ仕事だ」
そこから、僕もスコップで、監督の指示でダンジョンを作る。
ざくざく
ぽいぽい
日本の山がどんどんファンタジーの世界になって行くのはおもしろい。
休憩時間に如月さんが、水筒でお茶を淹れてくれた。
ほこほこ
ごくり
・・・ああ。うまい。
「温めた静岡茶です。ゆっくり飲んでくださいね」
やっぱり、静岡茶はうまいや。
でも、ダンジョン作り楽しいな。本当にゴブリンとかいたりしたら、もっと楽しいだろうか?
・・・常に12000円アルバイト雇用をがんばるぞ。




