淀橋皇太子のアイドル化
ちまたで、米畑を治すこと、水道を治すことを、18000円の仕事として作り上げた皇太子はすごい人気になっている。
そこまで日本が壊れたのは、淀橋皇太子のせいなのに、誰もなにひとつ言わない。
奴隷労働で24時間働かされていた人間たちは一時的に民主的に解放された。
その中で、畑を作って、水道を治す仕事をせっせとやっている。
奴隷たちが言った。
「やはり、淀橋皇太子は天才の天皇です。私たちが怠けて働かないから、罰として24時間奴隷労働をさせたのであって、本気ではなかったのです」
「慈悲ある天皇です。我々は天皇の言うとおりに、天皇に従って働いて死ねばいい。従うだけで、幸せになれる」
「ああ・・・。いい労働で死ねる。・・・ここまで生き残ってきた甲斐がある。すべての人に、ありがとう」
「天皇ばんざい!」
「天皇ばんざい!」
「天皇ばんざい!」
僕は板橋のカフェで切れた。
「なにがすべての人にありがとうだ!!!! お前らは、24時間働かされて!!!! その中で生き残ったクズだろう!!!! そんな中で生かした好き放題やったヤツが!!!! 日本のトップにいるんだ!!!! そいつをぶっ殺さないで!!!! なんで、お前ら、そいつに感謝してるんだよ!!!! お前ら、それだと永遠地獄に落ちるだろうが!!!! なんで、そんなことがわからないんだよ!!!!」
大声で叫んでも僕の声は届かない。
人を地獄に落とす仲間は作れても、なぜか、日本には、自分たちを救うための仲間が作れないようになっている。
・・・常に12000円・小説を読むだけアルバイト機構を、なんとか作りたい。




