『ルース』
『氷山の一角』とは、
あまり良い意味では使われない…。
私は昭和、生まれだった。
昭和、平成、そして令和を生きていた。
昭和は、元年に始まり64年で終えた…。
私が少年期、
科学は、それは、それなりに発展していた。
世界ではカルト集団が起こす凄惨な事件が少なくなかった…。
私は幼心に、
『神秘的な』物事に魅了されるのは、
止めよう!と思い始める…。
科学により、宇宙は解明されていき、
この世界の歴史は長く長く続いてきた。
私が多感な頃、
とある週刊連載の読み物に私は、
ハマった。
それに関しては、私はマニアの領域である。
それで連載が終了した時、
その原作者のエッセイを読んだのだ。
彼は述べる。
「最近の若者は己の終わりが世界の終わりだと思っている輩が少なくない…。」
みたいなことを…。
学校では決して私は聞けなかった、
その発言である。
正直に言えば、
私は、
(その通りと言えば、その通りだ!)と思ってしまった。
己が絶命すれば、正しく全ては終わりではないのか…!?と…。
そう私が思ってしまった時分から、
時は流れて流れた。
私は、
最近、他者の言葉に、
引っ掛かることが、いくつかあって、
例えば、
『すごい頑張らないと結果が得れない!と思うのはナンセンスである。』…。
めちゃくちゃ歩く練習をひたすら、やっても、
かけっこは、速くならない…。
例えば、
『今の、あなたの境遇は、あなたが生きてきた結果である。』
私は今の己の、あり方に、心底、自身で満足していない……では、その全ては私が悪いのか…?
私は、明日の朝、眠りから目覚めて『世界』と、また対峙する…。
明日こそ、
明日こそは、
私は私が納得できる、
己の満足できる、なにか『答え』的なものを、
見つけてみせる!
私は令和の今も、燃えているのだ♪♪