章扉 付箋
付箋の使い方について書くつもりだが、ページが足りなそうなのでセットで。
章扉。
ルーズリーフを使う時、復習箇所を見つけ易くする為に使う。
辞書の横側にある五十音別に色を付けてるのと同じだ。
ただ、ここに書く物って章のタイトルぐらいしかない。
当然『白抜き』などの技術を使いデカデカとタイトルを書いておくと良い。
下部にスペースが余ると思うが、ここは書いても書かなくても良い。
化学なら、巨大な『構造式』を書いておいても良いだろう。
裏面。
裏面に何を書くかと言うのが実は最も重要だと思われる。
特に、数学。
ここには『目標』を書くべきだろう。
『白抜き』してルーズリーフの上部に書くタイトル部分と同じだ。
四則演算なら『一桁の足し算』『筆算による二桁の足し算』『三桁以上への応用』などだ。
これが数学の『連立方程式』とかまで高度になってくると、それ以降が少し便利になる。
『三角比』辺りはこれがあるノートで勉強する事で、劣等生でも100点が取れるといった具合だ。
もちろん、ルーズリーフに使う『纏め』と『問題集』の作成方針に流用できる。
ここから付箋の話。
まぁ、この流れで書くのだから、「章扉を挟む代わりに閉じていても開くべきページが分かる」ぐらいの事が書かれるのは想像できるだろう。
しおり替わり、付いているとそれなりに便利な機能だ、ただし、『きちんと復習する者』に対してのみ。
でも、付箋のメインの使い方はこの使い方ではない。
仕事などで使う付箋を思い浮かべて欲しい。
かなり大きめの紙だ。
これの起源は、電話の横に置く『ブロックメモ』だ、伝言に使うけど張り付けられないから上に何か乗っけていた事から進化した。
で、これの使い方なんだけど、『メモをする』『千切る』『伝言を確認したら破棄』と言った流れになる。
これをノート上で行おう。
難しい物を理解させようとした時に、『たとえ話』を書いたり、『ワンポイント』などと言って解説を書いたり、教師が「ここは重要です」と言った部分をどうしていただろうか?
直接ノートに書いていた?
復習をする時に、使う物の原則は。
可読性が下がるから『余計な物は書かない』だ。
この部分を付箋に書いておくと、ある程度理解した後に見直しをした時に、『千切って捨てられる』と言うのを憶えておくと良いだろう。
ルーズリーフなら、ページごと破棄する事もある。
『電気の流れを水に例える』なんてものも含めて。
電力会社の社員が電気料金がワット基準なのに、『流れる』なんて言葉を使ってはいけない。
水道料金じゃあるまいし。
余分な付け足しの有害性が分かるだろう。




