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ノートの取り方 補足

さて、前回は『基本のノートの取り方』と『何故それが必要か』という事を学んだ。


次は、それに細かなテクニックを追加していく。




まず、前回までの話で学べるのは、あくまで『小さな区切り』である。

なので『全体の把握』が必要になってくる。


これには『目次』を活用するのが良い。

ノートの左上でも右上でもよいので、教科書の目次の項目を書き込んでおけば、テスト範囲の簡単な把握ができる。

また、目次の横にチェックリストを作る事で、全体の進捗の把握ができるので、受験勉強の類にはちょうど良い。


55段階なんたらと言うのも、こういうステップごとのチェックリストを作る作業と捉えれば良い。




次、チェックリストを入れる事で、テストにすることは出来るが、当たり前だが時間がたてば忘れる物だ。

なので、これもノートの右上でも左上でも良いので、最終チェックをした日時を書き込んでおく。

目次の方にも最後に確認した日時を書いておけば、復習をするタイミングを図る事ができる。




ここまでが全体の流れを把握するという点での補足。




次、説明では社会科を基準にしていたので、とても簡単な物しか紹介していないのでさらに追加。


漢字の学習や英単語学習においては、同じ事が出来ないのは分かると思う。

単純な話、『一つの漢字に複数の読み』や『一つの単語に複数の意味』と言ったものがあるからだ。


これれの物は一対一ではないので、『単語帳のような物は向いていない』

「川が流れている」で『run』が頭に出て来ない人は単語帳を使うのを辞めよう。


チェック欄 単語 和訳1 英文(問題) 文の和訳(解答)

         和訳2 英文(問題) 文の和訳(解答)


このような構成で、漢字と英文は学ぶべきだ。



因みに『書き取りはノートに書いてはいけない』と言うのも覚えておいて欲しい。

見直さないのでノートに書いても邪魔になるだけである。


見直さないものに関しては、黒板の様に一回毎に消せる物を使うのが良い。

百均でも、『ノートサイズのホワイトボード』(必須文房具)などがあるので、それを利用するように。



因みに学校で使う英文の教科書は和訳が書いていない事から、教科書としては適当ではない。

英語教員に恰好付けさせる為だけに存在している、と言って良い類のゴミだ。


英文と和約が横に並んでいるような参考書なりを買う事を勧める。




数学について。

これも何度も同じ問題を解くのが良い。

コツとしては問題文を読んで五秒以内に書き始められないものは、解答を見て問題を解くこと。


一時間勉強するより、十分の勉強を六回繰り返す方が、時間の無駄がない。

解くのが好きな人は数独でも趣味でやっておけば良い。勉強とは考える事は切り離す事。



チェック欄 問題 途中式を含めた回答


このような物を延々と縦に並べていくのが良い。

因みに、自分で解くときのチェック用の書き込みは、必ずホワイトボードに書くこと。


市販の問題集は解答だけ別の冊子にして後ろに入れている物が主流だ。

しかし、考える時間も、態々別の冊子から該当箇所を探す時間も無駄でしかない。

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