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にっき  作者: コスミ
play ≒ ploy
37/51

おはよう


朝焼け、日の出を見たことはあるかな。

なんともいえないパワーを感じる短い時間だよね。そして、綺麗なもんだよ。まあ曇ってたら見えないんだけどね。シャイめ。



何も失わないとウソをついて一瞬だけすべてを、魂を失った。すべてを失って、そして一瞬で、また得た。すべてを。魂の真実を。


僕はようやく、人間というチームに所属できた気がする。さあ、これから責任重大。僕にしかできない最高の個人プレーを探して見つけて磨いて追求していって、その全精力を注いだものを、チームに活かすんだ。チームのために。チームの、目的のために。


僕は、合理的なものが好きだ。合理的という言葉もまあまあ好きだった。けど、あるとき素粒子の本だった(著・中嶋彰『現代素粒子物語』ブルーバックス文庫。彼は記者出身で楽しくわかりやすく紹介するテクと心意気が素晴らしい)か、もっと合理的で、もっと素敵な言い回しを見つけた。


合目的的ごうもくてきてき


目的に合っている、的な。



これは合理的という言葉より合目的的だと思った。あん、うん、ややこしいね。言葉ってのは追求していこうとするとなかなか楽しく迷えますよ。

うん、そんな感じ。


人間っていうのは、魂というチームに所属している。魂は、一人一人の個性と、宇宙のすべてとを中継する、一つは全て、全ては一つの矛盾っぽいセットを完璧に備えたものだ。


宇宙は、地球の人間たちのプレーを見ている。だから、地球ってのはまるくて宇宙のどこからでも見える。地球にも魂はある。僕らは、人間というプレーを楽しむために創られたこの地球というフィールドに感謝して力をかしてあげるべきだ。親孝行、みたいなもんかな。


そう、番長こと清原も言ってたよ。

「親孝行とセンター返し」

あのイカツイひとが親孝行とか言うとアツイよね。役者だよね。でもさ、僕らもみんなそうなんじゃないかな。


星の巡りかなんかで、最近は女性の時代に入ったそうだ。昔、日本では女性は「奥さん」なんて言われるように後ろに下げられてた。ファーストレディーだって大奥だもんね。その頃の目立つ女性は、花魁おいらんだけだった。トップの人気の花魁はスターみたいなもので、町をしゃなりしゃなりとパレード歩きしたらしい。けど、実態は現代の風俗嬢と変わらない。トップに立つ彼女だってそのツラさを隠して優雅に気高く町を歩いたことだろう。集まる視線が、救いの実行力を伴う栄光なんかではなくて、虚しく惨めな闇にも感じられたかもしれない。


今、アイドルは「センター」を目指す。女性は、これほど前へ出て、多くの視線を浴びて、輝いている。


時代は変わった。


世界は変わった。


人間は変われる。



人間が作ったものを、そのどんなに大きな文明でも時代でも、こんなに輝かしい救いと転生を目的に、優しい力をこめれば、闇の片隅からだって輝くセンターへと生き返して変えることができる。

こんなに素晴らしいことを、でも、すべてすべてまるごと頭から信じろとはいえない。すべてすべてでは、ウソな気がするだろう。だが、では、逆にすべてすべてがウソだと信じることはできる?


どこかに、本当があるとは思わない?


あなたは、あなた。

あなたしか知らないことを、みんなに知らせてあげるといい。


それだけの話でした。


親孝行とセンター返し。


優しい光あれ

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