表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
にっき  作者: コスミ
夜明けまえ
26/51

奥歯という熟語には米がふたつぶ入っている


どおりで、ご飯粒がよく詰まるわけです。


近頃、歯科医院に通っているのですが、歯を治療するお稽古をしているのではありません。患者として通っています。意外でしょ。


立地のせいか新しい感じのせいか、大人気らしくて治療の日にちが飛び飛びです。10日おきくらいでした。今日行って、幸い次は少しだけ早く、それでも一週間後でした。


人気があるということは、必然的に医者と助手の練度も上がるし、とにかくなんやかやとあって好循環で、良好な条件です。


奥歯をひとつ、カルデラというか死火山(これって死語らしい)にされ、何十日間も仮の詰め物で生きています。咀嚼力が半分以下になって大変です。


器のような感じで、ふちが薄くなっていたんでしょう。デンタルフロスを使ったら奥歯が欠けました。


その瞬間は、フツーに詰め物が取れたと思いました。それが常識に基づく判断というものではないでしょうか。

でも奥歯でした。

ビビりました。



歯が欠けたのは生まれて初めてです。

初めて歯が欠けた原因が、ヤンキーの拳でもなく、ボクサー志望の元ヤンキーの拳でもなく、たかが、ひもの力なのです。


今度図書館に行ったら、超ひも理論の本を借りるつもりでいましたが、止めずに、やっぱり借りようと思いました。


歯医者さん曰く、問題無いそうです。それはそれで意外ですが、ホッとするしかないので、ホッとしておく。

今日は器の形だった奥歯をさらに削り、来週ようやくコア的などうにかこうにかをするのだそうです。


そして歯型を取られた。あのシリコン的な、ゼリーとガムの中間のような感触は面白かったが、ピンク色なのは何故なのだろう。

あんなにしっかりとしたピンク色じゃなくても問題無いと思うけど。

それでいて、味はメンソール的な冷んやり感があり、ピンク色との組み合わせが新鮮というか違和感。


しかしミントという植物は、つくづく人類の口腔内をスースーさせるために尽くしてくれるものだよなぁ、と思った。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ