奥歯という熟語には米がふたつぶ入っている
どおりで、ご飯粒がよく詰まるわけです。
近頃、歯科医院に通っているのですが、歯を治療するお稽古をしているのではありません。患者として通っています。意外でしょ。
立地のせいか新しい感じのせいか、大人気らしくて治療の日にちが飛び飛びです。10日おきくらいでした。今日行って、幸い次は少しだけ早く、それでも一週間後でした。
人気があるということは、必然的に医者と助手の練度も上がるし、とにかくなんやかやとあって好循環で、良好な条件です。
奥歯をひとつ、カルデラというか死火山(これって死語らしい)にされ、何十日間も仮の詰め物で生きています。咀嚼力が半分以下になって大変です。
器のような感じで、ふちが薄くなっていたんでしょう。デンタルフロスを使ったら奥歯が欠けました。
その瞬間は、フツーに詰め物が取れたと思いました。それが常識に基づく判断というものではないでしょうか。
でも奥歯でした。
ビビりました。
歯が欠けたのは生まれて初めてです。
初めて歯が欠けた原因が、ヤンキーの拳でもなく、ボクサー志望の元ヤンキーの拳でもなく、たかが、ひもの力なのです。
今度図書館に行ったら、超ひも理論の本を借りるつもりでいましたが、止めずに、やっぱり借りようと思いました。
歯医者さん曰く、問題無いそうです。それはそれで意外ですが、ホッとするしかないので、ホッとしておく。
今日は器の形だった奥歯をさらに削り、来週ようやくコア的などうにかこうにかをするのだそうです。
そして歯型を取られた。あのシリコン的な、ゼリーとガムの中間のような感触は面白かったが、ピンク色なのは何故なのだろう。
あんなにしっかりとしたピンク色じゃなくても問題無いと思うけど。
それでいて、味はメンソール的な冷んやり感があり、ピンク色との組み合わせが新鮮というか違和感。
しかしミントという植物は、つくづく人類の口腔内をスースーさせるために尽くしてくれるものだよなぁ、と思った。




