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1人で考えすぎると煮詰まる

 煮詰まるのは悪くはない、と思う。

 物事は濃い方がだいたい良い。

 それはなんでもそうだと思う。


 例えばジャムを作る時に、砂糖とフルーツとレモンを入れて煮詰めたら美味しくなる感じで。


 ただ物事には好みもあるから。

 レシピを見ても、調整はしても良くて。

 失敗から学ぶこともあって。


 じゃあ次はこうしてみようとか、考えることが大事であって。それは何かを考える時も一緒だと思う。そこにあるのは正しさではなく、より良いものというだけで。


 失敗は悪ではない。

 けど、反省できないのは悪いと思う。

 だって次に活かせないなら意味がない。


 世の中には、たくさん1人で考えて、結論を出して、それを正解——完成品としてしまう人がいるけれど。1人で煮詰めた正解が、その頑張りが、良いものであるかはまた別なのだと思う。


 頑張ることと良い結果は比例しない。

 でも頑張る=良いことは間違いではない。

 これが世の中の難しいところで。


 それに気づかないまま煮詰め続けたら、きっとそのジャムは甘くて美味しいものではなくなってしまう。焦げて固まって別のものになって、でも自分は頑張ったから悪くないとか言ったりして。


 そういうことがあるかもしれない。

 だから1人で煮詰めすぎるといけない。

 ただ、1人で煮詰めるのが悪いわけじゃない。


 そこの匙加減が難しくて、考えるのを放棄してしまう人もいて、世の中って難しいなぁなんて思ったりもする。


 でも誰かがいい方法を知っていたら、それを聞いた方が早いし、自分にはない気づきがあるかもしれない。そういう余裕を、心に持っておく方が視野が開けるかなと思っている。


 誰かのアドバイスは悪ではなくて。

 でもそれが合うか合わないかはあって。

 聞くか聞かないかは自分次第で選べる。


 この世界に絶対なんてものはなくて、ただし自分の好みというものは存在する。それを分けて考えることが、何事も美味しい結果を生み出せるのではないかな、なんて思ったりする。


 だから1人で煮詰めすぎるのは良くない。

 それが楽しいうちはいいけれど。

 それがつらいなら、余計にそう。


 煮詰めたら気づきがあるけれど、それが良いことかはわからない。わからないことは人に聞いてみたらいい。1人でに詰めていると、換気ができないから、たまには空気を入れ替えてみたらいい。


 そしたら何かに気づけるかもしれない。

 美味しいジャムになるかもしれない。

 ケチなのはよくないかもしれない、とか。


 美味しいジャムにはケチらず材料を入れること、恐れず砂糖をいれること、1人じゃ勇気が出ないことも、結果を知っていたり人の言葉があればできることもあるかもしれない。


 だからよく耳を澄ますこと。

 隅々までよく見ること。

 一歩引いて判断できること。


 そういうのが大事なんじゃないかな、と思う。人の意見が全部正解とも、善意とも限らないから、何事もより分けなくてはならなくて、痛みすぎたフルーツは取り除かなきゃいけない。


 いろいろ挑戦するのは土台ができてから。

 それを面倒がっても美味しくならないから。

 ただし、向き不向きはある。


 向いてないなと思ったら、すっぱり手を引いてしまうのもまた手。


 それに外野は関係ない。

 けれど時間は誰にでも平等だから。

 向いてることに時間をかけたらいい。


 ただ煮詰め続けた先にしかない気づきもあるから、何が大事かを最初に考えて、それを忘れないことが必要なのだと思う。


 大事なことを忘れた先にあることだけは、最初から決まっているから。人はそれを失敗と呼ぶ。

こんなことばっかり考えてるけど、人によっては余計な事を考えてるとも言えるのも知ってる。

だけどその分気づきはたくさんあって、ただそれで救われるだけでもなくて、世の中の人は意外とこんなに考えないらしいと気づいたのも最近の話。

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― 新着の感想 ―
努力を積み重ねれば良くなるはずという幻想、厄介ですよね。投じた労力と時間に見合う対価なんて普通は得られないですし。絵も考えないで描くのは楽しいけれど、どんどん手癖が酷くなってゆくから意識の置き所は難し…
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