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この作品には 〔ガールズラブ要素〕が含まれています。
苦手な方はご注意ください。

夢見の舟を漕ぐキミと

作者:小鷹 纏
【悪夢に魘される人をほっとけない少女】と【その少女をほっとけない少女】の話。
※百合です。たぶん。恋愛要素は薄いのでジャンル迷子です。
※櫂凪の情報がわかりづらい気がして、話を追加しました【番外枝葉:スクラップブック〈家路〉】【番外枝葉:スクラップブック~】。会話を追加しました。【第十一葉:舟渡鳴子(2)】終盤に、二~三言程度。

 春。新学期が始まって一週間ほど過ぎた頃。お嬢様学校【夕霞女子学院】中等部三年【伊欲櫂凪《いよくかいな》】は、校舎入口で一人の少女に出会った。他校生らしき制服で、敷地案内を見つめ、立ったまま眠る少女。櫂凪は遅刻間際ながら無視できず、声をかける。
 少女の名は、【舟渡鳴子《ふなとなるこ》】。突発的に眠ってしまう体質で、目的地の場所を探しているうちに眠ってしまっていた。制服が違うのに夕霞にいる理由は、転校生だから。櫂凪と同じクラスで、なんと櫂凪と同じく夕霞には珍しい庶民。さらに、寄宿舎の部屋まで同室。
 冷めた性格の櫂凪と、朗らかでフレンドリーな鳴子。近くも遠くもない距離感で過ごしていた二人だったが、ある日を境に関係が変わる。魘される櫂凪の悪夢に、鳴子が現れたのだ。夢での出来事をきっかけに、櫂凪は鳴子の【特別な活動】を手伝うことに決め、以降二人は、悪夢に魘される人を助けるため、夢の世界へ舟を漕ぎ出すようになった。
 一見して誰もが順風満帆に見える夕霞にも、淀み乱れた心が見せる悪夢に苦しむ人がいた。また、悪夢に触れていくうちに櫂凪は、鳴子の心の淀みを知る。
 深まっていく二人の仲。そこに、櫂凪が学力特待生として夕霞に入学するきっかけになった、学校きってのお嬢様【雨夜《あまよ》メア】が一石を投じる。

 憧れの姉役《おねえさま》であるメアと、気心知れた間柄の鳴子。どちらもが櫂凪にとって特別で、大切な存在。初めて参加することになった夕霞女子学院伝統のダンスパーティ、【夕霞プロムナード】の夜、櫂凪は──。


※カクヨム殿にも同内容を投稿しています。
※2025年くらいの現代設定です。
※完結しました。誤字・重複表現・その他文章のノイズは気が付けば修正します。
第一葉:舟漕ぐ少女
2024/07/09 00:44
第三葉:舟渡鳴子(1)
2024/07/09 15:10
第六葉:スクラップブック
2024/07/10 01:24
第七葉:いざ、夢の世界へ
2024/09/16 14:45
第九葉:心の淀み
2024/09/17 18:10
第十葉:お目覚めは突然に
2024/09/19 00:12
第十一葉:舟渡鳴子(2)
2024/09/24 17:02
第十六葉:渡りに舟
2024/11/24 16:38
第十七葉:純粋な気持ち
2024/12/02 01:24
第二十葉:舟渡鳴子(3)
2024/12/11 01:40
第二十八葉:特別な人
2025/01/26 01:33
第二十九葉:夜を想う
2025/01/29 15:10
第三十一葉:鎖
2025/02/10 19:10
第三十二葉:雨と熱と
2025/02/11 18:04
番外枝葉:顛末
2025/02/26 17:10
第三十五葉:行く先は
2025/03/04 21:38
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