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勇者召喚 1

初めて投稿するので緊張します。完結まで頑張って描きますのでよろしくお願いします。

 この世界には、国々のシンボルと呼ばれるクリスタルがあるけれど数百年前からそのクリスタルを巡り戦乱が絶えず我が国は、危機的状況に陥っていた。

「陛下このままでは我が国は他の国にクリスタルを奪われ国が滅んでします!!」

 国王陛下に今の状況を伝える言葉を聞いていた私を含めた数人は、頭を悩ませていた。この状況をどうするのかの会議が行われ国王陛下や国の状勢などを担う者たち、そして騎士団の隊長各のメンバーが集まり会議を開いていた。

「わかっておるだが、戦況が厳しいということはわかっている。ならば一つ提案がある。」

そう言うと陛下は、集まっている人たちを見回して口を開いた。

「勇者召喚を行うこととする。」

「なっ何を仰って入るのですか陛下!!」

陛下の言葉に驚く皆を見ながら陛下は話しを続けた。

「今の戦況を変えるのに必要だと私が、判断したのだ、まあ、勇者召喚を行ったのは数百年前らしいがな」

「お待ちください。」

陛下の言葉に私は、口を開いた。

「勇者を召喚して我々と同等に戦えると思いません!それに我々騎士団のメンバーが入ると言うのに我々は力不足だと仰りたいのでしょうか?」

そう私は陛下に意見した、そして陛下は、

「そうではないのだ、それに勇者が入れば今の戦況を変えられると思ったのだ、お前も書庫の分遣で読んだことがあるだろユウリ。」

「それはそうですが。」

私は陛下は言葉にこれ以上意見する事が出来なかった。

確かに書庫で読んだ分遣によれば勇者を召喚したことで国の危機を乗り越えこの国を救ったと分遣に記されてあった。

「では、誰が召喚をするのですか?」

第1王子である兄がそう陛下に聞いた。

「そうだな、ユウリお前に頼む」

「私ですか!?」

「お前なら分遣を読んでいたから詳しいだろうし、何より魔力がこの中で最も高いからな、よろしく頼む」

「はっはい、分かりました。」

こうして私が勇者召喚をするとこなったのでした。

 

 ここはリーベル公国、まるで絵本の中出て来る様な風景が広がる美しい国である。私は、この国の第1皇女ユウリ・ファ・リーベル。これから勇者を召喚するために洞窟に向かっているとこである。そこは、我が国のなかでも王の許可がないと入ることが許されない神聖な場所。私は、そこに行く用にと陛下に頼まれたのだが、実際勇者を召喚して本当に今の状況が変わるのかという疑問が尽きないのが私と兄たちが思ったことなのだが国王陛下がお決めになったことだからそれに従うしかないということに決まった。そして今、私は、自分の使い魔のドラゴンに乗って洞窟に向かっている。

「ユウリ、勇者を召喚するの嫌なのか?」

使い魔のドラゴンのフウが私に聞いてきた。

「嫌というか本当に変わるのかなって思ってね」

「俺は楽しみだよ、勇者が来るの!」

「えっ?そうなの?」

「俺と遊んでくれるかなって」

そういうことか、フウは、普段ぬいぐるみサイズになって私のところに入ることが多い。いざ誰かと遊ぶとなると気が抜けると元の姿に戻ってしまうので皆怖がって逃げてしまう、だからなのかもしれない。

「まあ、最初は、驚くかもね」

「大きくならない用に頑張る!」

あははって笑いながら洞窟まで飛んで行った。


 数分後、勇者召喚をする洞窟に着いた。

「フウは、ここで待ってて。」

「俺も行く-」

「魔物が来るかもしれないから見張りをして欲しいの。お願い。」

しぶしぶわかったと言って洞窟の外で待つことになり、私は洞窟の中に入った。

「暗いな、ライト!」

光魔法で周りを明るくして洞窟の中を進んで行く。何もなくただ静かで私の足音だけが洞窟の中で響いていた。

「あった」

目の前に現れたのは召喚する場所に続く扉。分遣で読んだどおりこの扉の向こうに召喚する魔方陣があるはず。私は、そっと扉を開けた。

 扉を開けると明るくなって。シンボルでもあるクリスタルが洞窟の中で輝いていた。

「綺麗…」

下を見ると魔方陣がある、これで勇者召喚をするのだけど、彼でいいのかと考えてしまう、ここに来る前陛下に召喚する人を聞いてここに来た。

「ユウリ、勇者召喚で召喚する人を教えるのを忘れていた、彼を召喚してくれ。」

「この人見た感じ普通の人間に見えるんですが。」

「彼は、魔力がある、勇者にふさわしいと思ったのだ」

陛下の考えはたまにわからない時があるでも、命令に背く訳には行かないので、

「分かりました、それでは陛下、行ってまいります。」

「ああ、頼んだぞ、ユウリ。ところで他の者がいない時は普通に父様と呼んでもいいだぞっていない!!」

「ユウリ~~」

後ろから声がしていたから聞こえていたけどなんかいつも陛下って呼んでるから今更父様って呼べないよ。


「とりあえず、ここに立って」

私は魔方陣の前に立った、分遣によればここに立って祈りを捧げると。私は、目を瞑り祈りを捧げた。

「どうか私達の国を救うために力を貸して下さい。」

次の瞬間魔方陣が光り、目の前に光の柱が天空へ伸びて行った。 

次の話しは、勇者召喚をする少し前のところから始まります。登場人物も増えるので楽しみに待っていて下さい。

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