表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
ああ大勝軒!  作者: どんばらじじい
15/38

開店前には大行列!

あー卒業したら、そっちでビールを飲んでやる!

 味が決まると、さぁ〜開店だ!外には常連さん達が、酒を飲みながら待っている。土日は特に早い、朝7時半頃から並び出す。開店は11時なのに。弟子達は、朝の賄いを食べる時間帯で気がきでない。ある寒い日に、味噌汁をサービスして、自分の分がなくなりがっかりしたことがあった。店の正面の左手に並べてある丸椅子に、常連さん達が思い思いに酒とツマミを持ち寄り時間をつぶす。ある人は、みんな訳ありばかりだよ!と言っていた。常連仲間が亡くなったらしく、献杯しながら飲む人もいた。開店前にデキあがり椅子からズッコケる人もいた。大勝軒の風情だった。マスターは、朝一番のお客さんには、打ち立ての麺を振る舞うのが、慣わしだった!当時、69歳だったマスターの麺あげは、実に早く正確であった。それは、テレビにも残っているだろう。またある日、ドキュメント番組で製麺風景を撮影にきて、手切りの製麺を撮らせて欲しいという。たまたま、俺が製麺当番の日だった。製麺の苦手な俺は、みんなにバカにされていた、当然カットとなった。仕事終わりに店の横で、みんなとビールを飲んで、ハメを外してバク宙をした時、顔から落ちそうになり、突き指をしてしまった。しばらく製麺のハンデとなっていたからだ!

大勝軒でやってはいけない、3つの事!

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ