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ああ大勝軒!  作者: どんばらじじい
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迷走中

バブルからバブル崩壊の時代はマボロシ〜っ!

 俺は、厨房メーカーの販売子会社で、修理を担当している。バブル崩壊により、27歳まで勤めていた金融機関が、不安定となり転職した。毎朝、千代田区の飲食店から、留守番電話に修理依頼が入っいる。霞ヶ関、有楽町、麹町と現場は華やかな場所ばかりだ。

有楽町シャンテの近くで、ドラマ撮影をしている菊間桃子が、ひとり待機している。あっ菊間桃子だっ!

俺は2メートル位近くを通り過ぎた。スゲーっ、テレビで見るまんまだ!またある日、特許庁に仕事に行くと、入口付近で草刈政人と篠原ひろこが、ドラマ撮影の合間に談笑していた。めちゃくちゃカッコイイ!これが、東京かぁ〜と、俺は都会にきた実感を味わっていた。

しかし、文系を卒業した俺には、仕事に対するコンプレックスがあった。このまま、修理を担当していても、工業系の社員には勝てないのではないか?そして、厨房機器修理時のネズミの死骸や、ゴキブリのフンやしょんべんにも抵抗もあった。指紋の汚れは、手洗いじゃ落ちない、シャンプーをすると髪を洗っているうちに綺麗になった。

そんなある日、先輩仲間と酒を飲んだ帰り、電車の中で酔っぱらいに絡まれた。相手はふらふらで、電車に揺られながらなんか言っている。最初は相手にしてなかったが、あまりにしつこく絡んでくる。ツレの先輩がついにキレた!次の駅で降りれよ!とっ。腕に覚えのある俺にも緊張が走った。

駅に着くなり先輩がホームに引きずり出した。がっ!俺は、先輩より先に手を出してしまっていた!

この暴力をきっかけに、考えに変化がっ!

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