振動耐久配信❤︎
【竹取家２２：１５】
今夜のオフコラボ配信も折り返しに入っていたが…今回もロミータの策略により、恥ずかしい目に合わされている亜沙美
「第二問 Hydrangea macrophylla として日本と火山列島に自生している【紫陽花】さて何と読む？四文字で答えよ」
「えっ？何これ…聞いたことないよォ！ね、ねぇこれなんて読むのォ！？」
✱「何だこれ」
✱「マジ分からん」
✱「運ワル」
✱「これは無理」
✱「あみみず」
「９…８…７…６…」
「花の名前だって書いてあるでしょォ！…ふにゃ〜！こんなの知らないよォ！」
「ブッブー！正解は…【あじさい】でした」
「ふふ、アミったらついてないわね。レベル１でこんな難しいのが出るなんてね」
知ってる人なら簡単だが、知らない人には全然分からない。不運にも亜沙美は、そんな問題を引いてしまい二問目からライフを１減らした
「あっ、あっ、今度ゲームオーバーになったら…水と腹筋だけじゃなくマッサージ器が来ちゃうのにぃ…」
ゲームオーバーする毎に、罰ゲームの内容が増えていくというプレッシャーと、次からはエッチぃマッサージも増えてしまうという恐怖が亜沙美を襲い、今回は七問目でゲームオーバーになってしまった
「ね、ねぇロミーちゃん。変なところはマッサージしないよね？ねェ…」
「さーて、どうしようかしらね〜？視聴者〜、それと視聴者〜、普通にマッサージするべきかなぁ(笑)」
✱「もちろんエッチぃ方で」
✱「可愛い鳴き声よろ」
✱「恥ずかしい場所で」
✱「大切なところオネシャス」
✱「センシティブよろ」
「( ߹ᯅ߹ )ふえーん！アミーゴたち酷いよォ」
「みんながそう言うんじゃあ仕方ないわよね？ほら、取り敢えず水を飲みなさいアミ。それから腹筋３回よ」
「ゴクゴクゴク…うっ、そろそろお腹が…うぅ…いーち…に…うひゃう！？」
「びぃぃぃん！」
「あーあ、アミったらこんなに肩凝っちゃって〜、配信の時は肩にチカラを入れないように配信しなさい。って言ったでしょ？」
「あ、あ、あ、…さ、さーん…はぁはぁ…」
お腹がタポタポになりつつある亜沙美。たった３回の腹筋とは言え、ソレをしている間にマッサージ器で刺激されるのだから、かなり難しい罰ゲームへと変化していた
「さーて、次もゲームオーバーしちゃったら…次はナニをプラスしちゃおうかしら？」
✱「次はエッチぃ場所を」
✱「アカン刺激が強い」
✱「ふーん、エッチじゃん」
✱「よいぞよいぞ♪」
✱「アミー水販売よろ」
「ε٩(๑>ω<)۶зアミーゴ達っ！たまにはアミの事を助けてよォ！」
オフコラボ中にトイレ休憩は極力行かない方が良いのは、配信者なら当然のことなので我慢するしかない亜沙美だが…
「甘いよアミ。こんなシチュエーションの配信で視聴者が望むのは優しさなんかじゃないのよ。分かるでしょ？(笑)」
「うう…でも本当にキツくなって来たよォ…」
(ふっふっふ…これで８００ccは水を飲んだわね。夕飯のカレーの時のを合わせたら１リットルは超えているから、そろそろ限界よね)
【２２：３５】
一応今夜のコラボ配信は、２１時から２３時までと決めて始めている。亜沙美がこのゲームに挑戦出来るのは…時間的に後２回が限界になるだろう
「はぁはぁ…じゃあ始めるよォ…」
(ここでクリアしないと、ロミータちゃんからどんなエッチぃ事されちゃうか分かんない…本当にお漏らしさせられちゃうよォ…)
かなりお腹が苦しくなってきた亜沙美だが…神経を集中して次こそクリアを目指して挑んだ
「第八問 相手の反応や手応えがない事や、張り合いがないという意味の「暖簾に腕押し」さて、暖簾の読み方は？」
「あ、これ知ってる！のれん！」
「ピンポーン♪」
✱「やるやん」
✱「知ってたか」
✱「流石にな」
✱「これはクリア有るのか？」
✱「ノーミスで来てるやん」
視聴者たちが言うように、もはや後が無い！と覚悟した亜沙美は、最大限に神経を集中させここまで不正解ゼロだ
「やるじゃないアミ。後四問を２回までの間違いで正解出来たらゲームクリアよ。ふふ、出来るかしら？」
「第十問 切羽詰まってに非常手段に訴えることを【鼬の最後っ屁 】っと言いますが、鼬とは何と読む？」
「こんな字見た事ないよォ！！…あ、でも何か聞いたことあるような…えーとォ…」
「５…４…３…２…」
「思い出したァ！いたち、だぁ！」
「ピンポーン♪」
✱「おお、すげぇ」
✱「遂にクリアか？」
✱「まだ間違えてないだと…」
✱「これは来てますな」
✱「アミ頑張れ」
普通に【鼬】の読み方を質問されたら、まず分からなかった問題だが…ことわざの例として文章になっていたので、ソコから答えを導き出したアミは無傷で１０問目までを正解した
「はぁはぁ…アミのこと舐めちゃダメなんだからねぇ…このままクリアするんだからァ…」
「思ったよりやるじやないアミ。このままクリア出来るのかしら？」
次はどんな罰ゲームを加えようか？その事ばかり考えていたロミータは、亜沙美の快進撃に驚いていたが…
「第十一問 動物の【樹懶】さて何と読む？」
「∑( °口° )えぇ！？ナニそれ？きせ？…ブッブー…えぇ、動物、動物…わかんないよぉ！」
「２…１…０ブッブー！正解は「ナマケモノ」でした」
九問目は運良く知ってたのが出たし、十問目も前に間違えて答えが出てた問題だったので無傷で十一問目までこれたのだが、ここで初出しの超難しい問題が出て今回初の間違いをした亜沙美
「ま、まだライフは２有るんだから、全然余裕だもん！」
「第十一問 女性が三人集まるとおしゃべりで騒がしい。という意味の 【女三人寄れば姦しい】さて〇〇〇しいに入る三文字を答えよ」
「え！？何これ…うそ、分かんない、知らないよォ…ちょっと難し過ぎないィ！？」
……………………………………………
「さーて罰ゲームの時間よアミ♪」
「あうぅ…今回難しい問題が後半に出過ぎたょ…ねぇ、ナニするのォ？」
「そーね〜、あんまりヤル事を増やすとアミもキツイだろうからね〜…お腹のマッサージで許してあげるわ！」
「えっ！？ちょっとロミーちゃん！うぁぁぁ(びぃぃぃん)お、お腹に響いて苦しいよォ…」
５杯目の水(１杯２００cc)を飲み終わり腹筋を始めようと寝転がった亜沙美。配信が始まってから合計１リットルの水を飲んで、膨らみ始めた亜沙美のお腹にマッサージ器をあてたロミータ
「あっ、あっ、ダメ！漏れちゃ…にー…あっ、あっ、あぁ…さ、さーん…はぁはぁ…く、苦しいよォロミーちゃん…」
パンパンに膨らんだお腹で腹筋するだけでも、かなり厳しい亜沙美のお腹に躊躇なくマッサージ器を使ったロミータ
✱「エロ過ぎ…」
✱「たまらん」
✱「オッキした」
✱「喘ぎ声良き」
✱「エッチぃぜ」
アミがお腹をマッサージされて喘いでいる間、完全にコメント欄は動きを止めていた。視聴者はみんな、アミの鳴き声を聞くことに全神経を集中させていたようだ
「ね、ねぇロミーちゃん…」
「どうしたのアミ？」
「本当に、お腹が限界なの…次間違えたらアミ…本当に漏らしちゃうよォ…だから、ね？」
「２２：４７か…時間的にもう１回チャレンジするのが限界ね。さてアミ、配信者としてこのタイミングで止めちゃうの？後少しの時間を我慢せずにトイレ行っちゃうの？」
「わ、分かってるけど…でも、本当の本当に限界なんだよォ…」
配信者として、このタイミングで「待ったを掛ける」のは愚かしい行為だとは十分に亜沙美も理解はしているのだが…カレーの時に飲んだのを合わせれば１.５リットル近い水を飲んでいる為、腹筋はおろかゲームに集中するのも不可能な状態だ
「ロミーはドッチでも良いわ。アミが選んで良いのよ？さぁ、どうするの？」
配信者としても、クラスの出し物でも、カウントダウンライブの準備にしてもロミータに世話になりっぱなしの亜沙美は、ここで何としても踏ん張りたいところではあるが…彼女の膀胱は既に我慢の限界を迎えていた
続く
