同居生活開始
【翌朝】
「ほーら亜沙美。いつまでも寝てないで、そろそろ起きなさいってばっ!」
「うにゅ〜…コラボ怖いよぉ…」
昨夜、初対面の人とコラボ配信した事でかなりメンタルが削られていたのか?とっくに朝日は登っているのだが…亜沙美は深い夢の中に居た
「ご飯が冷めちゃうわよ?」
「……………………………………………」
(そうだっ!この気を逃す手はないわっ!)
「ほーら亜沙美ちゃ〜ん。いい加減に起きないとロミーにエッチぃ事されて濡らされちゃうわよぉ♪」
「……………………………………………」
「それじゃ、失礼しちゃうわね♪」
ベッドに寝転がり夢から覚めようとしない亜沙美に背後から近づいたロミータは、彼女が着ているパジャマ下を膝まで下げてパンツの中に手を入れた!
「えへへ♪お邪魔しま〜す」
そして亜沙美の柔らかい桃尻肉を手の中に納めてゆっくりとマッサージし始めた
「∑(๑ºдº๑)んきゃうぅ!?な、何?…もう!ロミータちゃんってば朝早くから何してんのよぉ!」
「何言ってんの亜沙美。もう10時回ってるわよ。ほら顔洗ってきなさい。朝食の準備はしてあるからさ」
昨夜、いつもの配信を終えてから一緒に風呂に入った亜沙美とロミータ。亜沙美の配信にコッソリ手助けをした事を、ロミータが半契約している先輩にバレて怒られた事も影響していたのか?昨日の風呂では特にエッチぃスキンシップをされなかった亜沙美
【朝食】
「うわ、ありがとう…これロミータちゃんが作ってくれたのぉ?」
「当たり前じゃない。亜沙美がずっと爆睡してたんだから、他にこの家にはロミーしか居ないじゃないのっ!」
テーブルの上には…コーヒーとトースト、トマトや、ゆで玉子スライスが入ったサラダがあった
「ロミータちゃんって片付けだけじゃなくて料理も出来るんだねぇ…凄いなぁ…」
「ち、違うわよっ。ロミーはせいぜい軽食くらいしか用意できないわよ…まぁ、今日から正式にこの家に住まわせてもらう訳だから、これくらいはしないとね…」
いつも強気なロミータが、珍しくモジモジしながら照れ隠しの言葉を繋いでいた。その光景が新鮮に感じた亜沙美は…
「ほへぇ、やっぱりロミータちゃんって可愛いんだねぇ♬」
「はぁ?ロミーはいっつも可愛いんですけど!?…そんな事よりも食べなさいな。せっかく用意したのに冷めちゃうわよ?」
「あ、うん。そうだね。いただきマース♪」
昨夜の配信中の行き過ぎたスキンシップはあったものの、和やかに話しながら朝(昼)食を食べた2人
【遅い朝食】
「亜沙美ってさぁ…かなり頑張り屋さんだけど…基本ズボラ人間よねぇ…」
「え、えぇ!そうかなぁ…人並みだとは思うんだけどなぁ…」
自分では、そこそこはシッカリ者のつもりの亜沙美だが…ロミータから見れば不安で仕方なかった…
「お昼からロミーの荷物が届くハズだから…もうあんまり時間ないわね。ロミーは何処の部屋を使わせてもらったら良いの?」
「そうだねぇ…個室は全部2階だし、私の部屋以外はお母さんの部屋か、お父さんが使ってた部屋しかないから…」
「亜沙美のお母さんってまだ見たことは無いけど、たまには帰って来られるんでしょ?」
「うん。ちょっとお母さんに聞いてみるよ……ロミータちゃん。お父さんの部屋を使って良いって!」
亜沙美の母親は年に50日ほど家に居るか?居ないか?程度しか帰れないほど忙しい人なので、メールでやり取りした亜沙美
「それじゃ亜沙美のお父さんには悪いけど、ロミーの荷物が届く前に少し掃除させてもらおうかな?」
「私も手伝うね。お母さんから、どうしても捨てずにお母さんの部屋に移しておいて。って頼まれてるお父さんの持ち物もあるし…」
そうしてロミータは、1年前に亡くなっている亜沙美の父親の部屋に住まわせてもらう事になった
【13:30】
「ピンポーン♪」
「ガチャ…どうも【矢田和引っ越しセンター】です。ロミータ・アナメルさんのお荷物をお持ちしました!」
「手伝いに来ましたわ亜沙美ちゃん。それとロミー、元気にしてる?」
「よっ亜沙美。手伝いに来たぞ」
「娘がお世話にならしぇてもらっちゃいマース」
梨香の家に引っ越し業者の人が来て、既に来ていた太一とロミータの父親が引っ越しの手伝いに来てくれたようだ
「梨香ちゃん、ありがとう助かるよぉ…あの、太一。今日はありがとうね…」
「お、おう…」
少し気まずい空気が流れた。亜沙美と太一は恋人付き合いまでには達していなかったが、幼なじみとしてソコソコ深い仲になりつつあったトコロを、梨香に太一をかっさらわれた様なものだからだ
……………………………………………
「あのぅ、すみません。それで荷物はどの部屋に運び込んだらイイんでしょうか?」
荷物を入れる部屋の指示を待っていた引っ越し業者が、なかなか指示されないのでシビレを切らせて聞いてきた
「Σ(゜□゜)あっ!!すみません!私の部屋の隣…えと、2階に上がって2つ目の部屋にお願いします!」
引越し業者を待たせてしまっていることに気が付いた亜沙美が、慌てて彼らに荷物を運び入れて欲しい部屋まで案内した
【1時間後】
「1人分の荷物ですから早く終わりましたわね」
タンスとかデスクとかの重そうな物は、太一とロミータパパが荷解きをし、小物類は亜沙美と梨香が箱出しと整理をし、パソコンとか配信に必要な物はロミータがする…という感じで役割分担をして荷解きをしたので、1時間後には引っ越し作業は完了した
「┏○ペコッ 梨香、太一、パパ手伝い有難うございました!それと亜沙美、今日からお世話になります。よろしくね♪」
「うん、こちらこそ宜しくね♪」
普段は自分の意志を強く持ち、思うままに行動する事の多いロミータだが…こういう節目節目ではしっかりと礼儀正しい行動ができる子だ
「ロミーの引っ越し祝いにパパがディナーをご馳走しようっ!ヤキニク?スシ?何でも良いなさい」
「えっ?良いんですか?」
「娘が世話になるのデスから、このくらいは父として当然デスね。もちろん、梨香ちゃんと太一君も一緒デス♪」
今回の唯一の大人であるロミータパパが、娘の引っ越し祝いに4人に晩ご飯をご馳走してくれる事になった。ロミータと亜沙美はどの店にするか悩んでいた
果たして亜沙美とロミータの同居生活はどんな感じになるのか?亜沙美はどこまでロミータから、セクハラスキンシップをされてしまうのか?(笑)
続く




